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2018年6月23日刊行予定の新アンソロジー『沖縄詩歌集~琉球の風~』の公募詳細です。



『沖縄詩歌集~琉球・奄美の風~』公募趣意書


◆出版内容=沖縄(琉球諸島・奄美群島)の多様な文化の魅力や過酷な歴史を詩・短歌・俳句・琉歌で詠いあげて欲しい。

      A5判 約350~400頁 本体価格1800円+税

◆発行日=2018年6月23日発行予定

◆編者=鈴木比佐雄、佐相憲一

◆発行所=株式会社コールサック社

◆公募=250人の詩・短歌・俳句・琉歌を公募します。作品と承諾書をお送り下さい。既発表・未発表を問いません。

◆参加費=1頁は詩40行(1行25字)、短歌10首、俳句20句、琉歌10首で1万円、2冊配布。

     2頁は詩88行、短歌・俳句・琉歌は一頁の倍の作品数で2万円、4冊配布。

     掲載される詩篇の校正紙が届きましたら、

     コールサック社の郵便振替用紙にてお振り込みをお願いいたします。

◆しめきり=2018年3月15日必着(本人校正一回あり)

◆原稿送付先=〒173‐0004  東京都板橋区板橋2‐63‐4‐209

◆データ原稿の方=ご郵送と同時に〈m.suzuki@coal-sack.com〉までメール送信お願いします。



【本アンソロジーのよびかけ文】

 琉球の風が吹くと、亜熱帯の地にサンシン(三線)のゆったりした調べが聴こえてきます。ウタキ(御嶽)からは古来人びとが祈ってきた大切なもの。アジア海洋の中継貿易がもたらしたはるかな友好精神が独自の島文化と溶け合って息づいています。伝統的な陶器やちむんや琉球ガラスもあれば、多様な若者の最新音楽も盛んです。サンゴ礁の海からやんばるの森まで、沖縄は自然界の美も奥が深い。ゴーヤーチャンプルー、グルクン、ジューシー、ソーキそば、ジーマーミ豆腐、もずく、ラフテー、海ぶどう、ミミガー、島らっきょう、島トウガラシ、サーターアンダーギー、さんぴん茶、泡盛、など独特の食文化も光ります。わたし自身こうした琉球文化を愛する者です。
 度々、沖縄旅行ブームが起こり、親しみを覚える人が少なくありませんが、政治的に戦争や軍事基地の悲劇を強いる体制に組み込まれて、沖縄の願いが踏みにじられてきたことは御承知の通りです。危機的な世界情勢のもとで沖縄に世界出撃の米軍新基地をごり押しする日米政府の考えは、沖縄県民のみならず、日本国民多数の思いとも一致しないでしょう。
 わたしたちは平和と文化を愛する物書きとして、こうした動きに抵抗する意味もこめて、沖縄・琉球に関する詩・短歌・俳句・琉歌をまとめて広範な人びとの心に届けます。テーマはさまざま、書き方もさまざま、自由な精神で、とにかく一冊まるごと沖縄です。名づけて『沖縄詩歌集~琉球の風~』。関心ある皆さんの積極的なご参加をお待ちします。
(佐相憲一)

 沖縄島北部から日本最南端の与那国島まで約六百㎞あり、東京から岡山県ぐらいまでの距離だろう。それほど沖縄諸島から先島諸島までを含む琉球諸島は、広大な海に点在している独自の文化・歴史を持つ。私たちが沖縄と言う時に「琉球諸島」の文化・歴史とそこで暮らし続ける人びとの思いを受け止めることは至難の業だ。沖縄(琉球列島)は、日本列島の外にある独自の文化・歴史を持った異国だと率直に認めることが必要だ。二〇一六年二月に辺野古の浜に行き、私は次のような詩を書いた。

「淡い金色の浜辺から白い波の向こうは水藍から浅葱色となり/さらに縹色、藍、藍錆のプルシャンブルーとなり/水平線上の空色へと続いていく/空には水藍色のジュゴンの群れのような雲が泳いでいて/雲間から朝の陽射しが漏れて海面で踊っている/もし私がダイバーならばこの海に潜って/ジュゴンの餌場の海草藻場を散策するだろう/そこは私の暮らす関東平野の筑波山の岩場の/「母の胎内めぐり」のような聖なる場所に違いない/沖縄人が命を新たにし生まれ変わる聖地は後世に引き渡すべきだ」(詩「ジュゴンの友に加えて欲しい ―薄鏡貝の辺野古にて」より)

 このようなジュゴンの餌場がある沖縄の聖地の海辺を埋め立てて、海上基地を建設しようとする正当な権利が、沖縄県民の総意を無視して、民主主義や人権を標榜する日本政府・米国それを黙認する日本国民に果たして存在するのだろうか。宝物のような琉球諸島の多様な文化の魅力や過酷な歴史を語り継ぎ、琉球人の「まぶい」(霊魂)に触れて詩・短歌・俳句・琉歌などで詠いあげて頂ければと願っている。

(鈴木比佐雄)


※参加趣意書・承諾書は下記よりダウンロードしてください。

 もしくは参加作品原稿をお送りいただければ、こちらから参加趣意書・承諾書をお送りいたします。




『沖縄詩歌集』公募趣意書ダウンロードはこちら

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