アンソロジー
詩選集
『私の代表作』
こんな詩集ってアリ？／現役詩人56名が自ら代表作を選ぶ、鏡の詩集！／地下水脈のごとくこの国の底に流れる現代詩と出会う。／この世にはいろんなポエジーがあるんです！／「選んだ思い」も収録したホットな1冊（帯文より）
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| 序文：ワシオ・トシヒコ／あとがき：佐相憲一 |
| A5判／192頁／並製本 ISBN978-4-86435-333-5 C1092 |
| 定価：2,200円（税込） |
発売：2018年4月4日
目次
序文 〝代表作〟とは何か、誰が決めるのか
ワシオ・トシヒコ
Ⅰ
有馬 敲
ヒロシマの鳩／変化／さかだち
若宮 明彦
サファイア異聞／羽根
柳生 じゅん子
五月の浜辺／かごまちは
梶原 礼之
難民の瞳／波の粒／川の流れ
堀場 清子
花の季節／羽仁五郎
北畑 光男
ででぽっぽう（天保の飢饉考）／指の火／みずすまし
越路 美代子
銀の冠を／竹のうた／雪のなか
武西 良和
あやとり／自転車のかぎ
鳥巣 郁美
はにわの眼／移ろい
神原 良
北海道共和国のさびれた街を／嘆き／ケルトの丘
赤木 比佐江
目の容積／一本の草／風になった子
名古 きよえ
病む少女の予感／夜明け／存在
佐々木 淑子
林立と祈り／ちっちゃいかみさま
鈴木 比佐雄
誰が十五歳の少年少女を殺したか
外村 文象
天女の橋／面影
こまつ かん
クルーリ リルクーリ／おこない／潜在
山野 なつみ
記憶／父の答え
金田 久璋
コブシメの比喩／虚実の桜
原子 修
涙／白鳥よ／母
Ⅱ
井上 摩耶
レイルーナ／短詩
あたるしましょうご中島省吾
宝石／名古屋鉄道
羽島 貝
切願／溺者
井上 裕介
待ち時間／秋の空気 その二
中道 侶陽
月と僕／揺り籠／光
吉川 伸幸
小石さがし／鍵盤にふれる
末松 努
眠り／住職さん／ファイト
伊藤 恵理美
ふるさとの水／願／箸の願い
勝嶋 啓太
四丁目の角に かいじゅう が立っていた／
着ぐるみ
畑中 暁来雄
平頂山殉難同胞遺骨館
原 詩夏至
弔歌／はじめまして
神月 ＲＯＩ
世界の祈り／ヒューマン・ネイチャー
星 清彦
妻の口癖／大きくなった佑樹
佐藤 克哉
蟬／ちいさなたましひとすれ違うたびに／オナガ
星野 博
贈り物／いること
中尾 彰秀
あれっ／一望／やって来た
日野 笙子
ネットワークの片隅で／ナウマン象の涙
ワシオ・トシヒコ
ネット・イリュージョン／考える人
Ⅲ
関 中子
夜と昼と季節と思い出と／死者／
昔 ここに川があった
嵯峨 京子
映像の馬／バオバブを育むアカビタイキツネザル
原 かずみ
無調歌
佐藤 春子
祭り／カラス
琴 天音
昭和の終焉／荒野
阿形 蓉子
沖縄のバスガイド／やさしい言葉
志田 静枝
沈む夕日・出でる月／悲しみの港／日記のように
浅見 洋子
朝／不知火の海／子守
田島 廣子
洗濯をする／夕日／壜の中の赤子
小田切 敬子
初恋の憲法／階段あるいは段階
ひおき としこ
うみ（夭逝した少年に）／うみ（心平の声）／憲法に憧る
中西 衛
影／情炎
矢野 俊彦
流氷の海／長城・八達嶺／越中おわら風の盆
美濃 吉昭
慈悲／旅のお札
洲 史
修学旅行に行けないとは／小鳥の羽ばたき／碑
吉村 悟一
疑惑／顔／内心
岸本 嘉名男
旅人／我を見つめつつ
青木 善保
教師の榾火／風と山人
佐相 憲一
丘の木
選んだ思い／略歴
あとがき 鏡の詩学、そこに映るのは……
佐相 憲一
