「コールサック」（石炭袋）102号 2020年6月1日
定価：1,320円（送料込）
コールサック（石炭袋）102号 目次
詩歌の窓 渡辺誠一郎／河野美千代
扉詩 根本昌幸 森のクリオネ／求愛歌 ―ハエのこと
特集Ⅰ コロナの春
エッセイ 山﨑夏代 コロナウィルスの春
詩 貝塚津音魚 コロナウイルス
みうらひろこ 片隅にもパンデミック
原詩夏至 自由の春／星空
星清彦 令和遅配欠配物語
堀田京子 まさかの時代・新型コロナ
秋野かよ子 この世界を生きる
俳句 杉山一陽 新型コロナウィルス（一）―オリンピックが延期になった頃／
（二）―緊急事態宣言の頃
川柳 水崎野里子 寒い春 On the Cold Spring
エッセイ 黄輝光一 コロナの法則（カルマ＝因果の法則）
詩Ⅰ 琴天音 墨流しの衣
淺山泰美 空地
坂井一則 天秤
熊谷直樹 妖怪図鑑「元白」
勝嶋啓太 妖怪図鑑「琵琶牧々＆九十九バンド」
高柴三聞 うろうろうろ／ナンノマスク
青柳晶子 スライム
懸田冬陽 宵と灯の詩
中原かな 港
水崎野里子 銀の小匙（５）白はくちょう鳥物語／帰りなん いざ田園へ
日野笙子 アポリアの夜
詩Ⅱ 山口修 別世界のようなどこかで
宮川達二 散文詩 ロレンスの運命
植松晃一 ある詩人の死／歴史という化け物
榊原敬子 イムジン河
狭間孝 遠く先せんざん山を見ながら／
あれから二十五年過ぎたのですね
外村文象 神田駿河台を歩く／スケッチ帖から／
忍従の春
高田一葉 お手玉歌
石川樹林 父の味方／雪子さん
小山修一 風待ち港／箸はし／虫のいろいろ／
いのち
あたるしましょうご中島省吾 ＯＮＥ
鈴木比佐雄 忖度という日本的ニヒリズム
詩Ⅲ 柏木咲哉 泣きながら魂の林檎を剝け／ナイフ／
コオロギは死んだ／夜は二度泣く／
雨の日の窓
杉本知政 春の山里
香焼美矢子 冬から春へ／花水木
酒井力 冬のうぐいす
志田昌教 眼差し／花祭り／時の嵐／
何もいわないで
坂本梧朗 歌の数々／人生に対する公平な態度
風守 開かない扉／真夜中の思考
青木善保 雨の百日紅花
藤谷恵一郎 魚のように／読書に倦んだ夜は／
言葉の舟
佐々木淑子 生命よ
福山重博 無題の腸詰２（六篇）
短歌 俳句 川柳
俳句時評 鈴木光影 コロナ俳句への序章と、
コールサックネット句会の始動
俳句 松本高直 ポアロの顎鬚
奈良拓也 CAIS
原詩夏至 駆け比べ
香焼美矢子 小江戸川越
福山重博 酸性雨
岡田美幸 試作品見本市
鈴木光影 ふきのたう
川柳 渡辺健二 命
評論 福山重博 コールサック１０１号を読む 越境
する読みの愉悦 ─石炭袋のなかの俳句・短歌・川柳
短歌時評 座馬寛彦 疑心暗鬼の滑稽さ
短歌 原詩夏至 無菌室
古城いつも 東京ポリスドール
荒川源吾 合図
福山重博 既視感
香焼美矢子 春愁
座馬寛彦 二の足
英訳短歌 岡田美幸 歌集『現代鳥獣戯画』より英訳
（Mari Doi）
エッセイ 原詩夏至 微分化された〈劇ドラマ〉
詩Ⅳ
現代詩時評 原詩夏至 ジョゼフ・グランのために ―カミュ『ペスト』を読む―
詩誌評 植松晃一 新しい世界を生き抜くために
詩集評 鈴木比佐雄 芭蕉の推敲過程を読み解く ―加賀
乙彦『わたしの芭蕉』に寄せて
小詩集 高橋郁男 『風信』十八
永山絹枝 『ウラジオストク・ハバロフスクへの
旅（二〇一五年・九月）』
葉山美玖 『生きる』九篇
東梅洋子 『富美子』八篇
古城いつも 『身体感覚』六篇
柏原充侍 『蒼を駆け抜けた』十二篇
堀田京子 『あなたの笑う３月に』十篇
久嶋信子 『生きる』
小説
小説時評 宮川達二 阿部昭私論 ―虚構と日常の狭間―
小説 北嶋節子 見えない糸
鈴木貴雄 博徒伽藍日誌 ４―豪
前田新 草莽伝 青年期２
童話 淺山泰美 幸福の音色 ―隼矢の初誕生に寄せて―
小説 古城いつも 父のお客さん
評論・エッセイ
詩人論 永山絹枝『近藤益雄を取り巻く詩人たち』（その一）―弔詩を捧げた障がい児教育者・詩人 江口季好氏―
評論 鈴木正一 新しい社会構成体における文芸等人
文科学の歴史的使命概論
エッセイ 中津攸子 万葉集を楽しむ 五
―万葉集最古の歌の文字
宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で
―文学＆紀行エッセイ 第二十四回 詩人・尹東柱の生と死
二階堂晃子 本の出版
安森ソノ子 紫式部の墓に参る
日野笙子 密室の映像セラピー・詩人シルヴィア・
プラス ―カタストロフィーのただ中で
外村文象 老いのほそ道（三）
―九十歳をめざして
石川啓 旭山動物園の狼たち
渡辺健二 命
小島まち子 アメリカ東海岸に暮らす（三）
ジェームズタウン、ウィリアムスバーグ、
ヨークタウンの歴史的三角地帯にて
特集Ⅱ 沖縄
評論 大城貞俊 目取真俊文学の衝撃 ～闇に閉ざされた
声を聞く力／初期作品「マーの見た空」から～
朗読劇 大城貞俊 届く言葉を求めて
―朗読劇「にんげんだから」の試み 279
大城貞俊 朗読劇（台本）にんげんだから
追悼文 鈴木比佐雄 沖縄に導いてくれた詩人・画家の
久貝清次さん
エッセイ 鈴木比佐雄 佐喜眞美術館を訪ねて
書評
植松晃一 小坂顕太郎詩集『卵虫』
星清彦 坂井一則詩集『ウロボロスの夢』
岡本勝人 淺山泰美エッセイ集『京都 夢みるラビリンス』
甘里君香 淺山泰美エッセイ集『京都 夢みるラビリンス』
河野俊一 二階堂晃子エッセイ集『埋み火 福島の小さな叫び』
速水晃 二階堂晃子エッセイ集『埋み火 福島の小さな叫び』
与那覇恵子 井上摩耶 英日詩集『SMALL WORLD スモールワールド』
山中真知子 安森ソノ子 英日詩集『紫式部の肩に触れTOUCHING MURASAKI SHIKIBUʼS SHOULDER』
齋藤貢 みうらひろこ 詩集『ふらここの涙 ―九年目のふくしま浜通り』
青木みつお みうらひろこ 詩集『ふらここの涙 ―九年目のふくしま浜通り』
小田切敬子 吉田正人第一詩集『人間をやめない』
徳沢愛子 吉田正人第一詩集『人間をやめない』
高柴三門 元澤一樹詩集『マリンスノーの降り積もる部屋で』
くにさだきみ 永山絹枝 評論集『魂の教育者詩人近藤益雄 ―綴方教育と障が
い児教育の理想と実践』
杉谷 昭人 永山絹枝 評論集『魂の教育者詩人近藤益雄 ―綴方教育と障が
い児教育の理想と実践』
編集後記 鈴木比佐雄
鈴木光影
座馬寛彦
「年間購読会員」のご案内
