【71号目次】

扉詩　　奥主榮　　　　せめぎあいの中で　　　　　　
詩 　　白糸雅樹　　　継承　　　　　　　　　　　　　
　　　　木島章　　　　顔　　　　　　　　　　　　　　
　　　　黒川純　　　　それははじまっていたのだ　 
　　　　山本倫子　　　切れ切れの八月の雲　　　　　 
　　　　斎藤彰吾　　　北上川のトロッコ流詩　　　　 
　　　　武西良和　　　電車のなか①／電車のなか②　 
　　　　橋爪さち子　　野ぼたん　　　　　　　　　　 
　　　　吉田博子　　　夜の雨に　　　　　　　　　　 
　　　　中林経城　　　場所　　　　　　　　　　　 
　　　　こまつかん　　鎮魂／燕返し　　　　　　　 
　　　　磯山オサム　　今日を越えて　　　　　　　　 
　　　　鳥巣郁美　　　首傾けて／綾なした日が　　　 
　　　　豊原清明　　　木馬の男／祈りの字幕　　　　 
　　　　井上優　　　　ダリの卵　　　　　　　　　　 
　　　　くにさだきみ　死の雲／化けもの野郎に　サヨウナラ 
　　　　崔龍源　　　　じゃがいもの唄―終戦記念日に―
　　　　下村和子　　　つなぐ　　　　　　　　　 
　　　　青柳俊哉　　　意識／果樹園　　　　　 
　　　　水月りら　　　消息／虹のしぐれ／なみだの記憶　　　
　　　　淺山泰美　　　冬から春へ　　　　　　　
　　　　うおずみ千尋　竹林の風　　　　　　　 
　　　　山本泰生　　　忘れ物　　　　　　　　　
　　　　未津きみ　　　はるかな覚悟／ムラサキシキブ
　　　　小村忍　　　　夏の母／空き地の白い嘘　 
日英詩　尾内達也　　　かくれんぼ　　　　　　 
芸術・時代状況論 
　　　　青木みつお　　「解体」の時代と想像力　 
詩人論　宮川達二　　　小熊秀雄研究　第三回　邂逅する人々 
　　　　楊原泰子　　　尹東柱研究　第三回　宇治の川原で歌った「アリラン」 
　　　　新藤謙　　　　茨木のり子研究　倚らぬ心と震える心　　　　　
　　　　奥主榮　　　　有馬敲研究「未踏の沃土」　第二回　戦中から戦後への少年史　　 
　　　　石村柳三　　　師走のひとときを散歩して　―詩人朝倉宏哉さんの詩観を想念しつつ 
小詩集　平井達也　　　『駅前商店街』四篇 
　　　　萩尾滋　　　　『モダン・タイムス』四篇 
　　　　植田文隆　　　『手紙』五篇 
　　　　松本賀久子　　『小火星』六篇 
　　　　東梅洋子　　　『大槌のおばあちゃん』五篇 
　　　　児玉智江　　　『あっぱ（姑）物語』五篇 
　　　　岸田裕史　　　『メカニックコンピュータ　Ⅳ』六篇 
　　　　武藤ゆかり　　『二〇一一年秋』六篇 
詩　　　宇宿一成　　　歌う石　　　　　　　　　 
　　　　横田英子　　　冬のかたち　　　　　　　　 
　　　　青柳晶子　　　晩秋（一）／（二）　　　　　　 
　　　　荒木せい子　　階段／私を　　　　　　 
　　　　北原亜稀人　　不確かな痛み／ミイのうた　　 
　　　　小林由実　　　見送り　　　　　　　　　　 
　　　　山本聖子　　　五文字の言葉　　　　　　　 
　　　　中村花木　　　せつでん　　　　　　　　　 
　　　　村永美和子　　入道めいて　　　　　　　　　 
　　　　皆木信昭　　　認知症　その12　　　　　　　 
　　　　中原かな　　　押し買い　　　　　　　　　　 
　　　　杉本知政　　　仮面の声を　　　　　　　　　 
　　　　豊福みどり　　鷺草　　　　　　　　　　 
　　　　酒井力　　　　里山汚染
　　　　石村柳三　　　大根腕になろうとも 
　　　　田中作子　　　シオカラトンボに想う　　　　 
　　　　結城文　　　　列島のわれら　　　　　　　 
　　　　郡山直　　　　グランド　キャニオン讃歌　　 
　　　　平原比呂子　　繕う　　　　　　　　　　　 
　　　　北村愛子　　　許してはならないと思うのだ　 
　　　　やまもとれいこ　釣鐘／百億年の流れ／21世紀の民 
　　　　榊原敬子　　　しあわせな離婚　　　　　　　 
　　　　橘田活子　　　シッポ　　　　　　　　　　　 
　　　　齋藤岳丸　　　無知な言葉を投げかけないで／10万年後の孫よ 
　　　　李美子　　　　さぐる　　　　　　　　　　　 
　　　　秋山泰則　　　未来を生きる君たちへ　　　　 
　　　　福士一男　　　無音／山鳩抄　　　　　　　 
連載エッセイ
　　　　貝塚津音魚　　里山再生を夢見て③　 
　　　　下村和子　　　日本の祭り（３）―御柱祭 
エッセイ 
　　　　正田吉男　　　放牛の歌、その背景　　　　　 
　　　　淺山泰美　　　銀月アパートの光／夢みるアパート　　　　　　　 
　　　　吉田博子　　　『私のもうひとりのお母さん　永瀬清子先生との思い出』　 
　　　　うおずみ千尋　盲目の日に　その日（二〇一一年三月十一日）／海沿いの町 
　　　　山本倫子　　「あんたは親で、わたしは子でね」 
　　　　平井達也　　　友だちが少ないことについて　 
　　　　北畑正人　　　鈴木比佐雄詩論集（詩的反復力Ⅳ）に寄す　
　　　　秋山泰則　　　平和を祈る詩展を終えて　　　 
翻訳詩　韓国詩人二名（紹介・高炯烈／訳・李美子）
　　　　柳仁舒　　　　皿クモ／舌　　　　　　　 
　　　　金鎮玖　　　　篩／お姫さまの家　　　　　　 
　　　　ジュディ・ハーディン・チャングの詩（第二回）（訳・結城文）　
　　　　　　　　露の滴の反射／遺産／世代／リアリティーについての瞑想 
　　　　ヴァレリー・アファナシエフ（訳・尾内達也） 
　　　　パウル・ツェラン（訳・尾内達也）　時の目　　 
解説　　佐相憲一　新鋭こころシリーズ７　藤貫陽一詩集『緑の平和』立ちあがりのひたむきさ 
書評　　中林経城　　　　『命が危ない３１１人詩集』 
　　　　畑中暁来雄　　　『命が危ない３１１人詩集』　　　　　　　
　　　　水月りら　　　　『命が危ない３１１人詩集』
　　　　吉川悠子　　　　吉田博子詩画集『聖火を翳して』　　　　　　
　　　　横田英子　　　　北村愛子詩集『見知らぬ少女』
　　　　くにさだきみ　　北村愛子詩集『見知らぬ少女』
　　　　郡山直　　　　　堀内利美著『眼でよむ詩』（Poetry for the Eye）　　　　
　　　　石川逸子　　　　浅見洋子詩集『独りぽっちの人生』
　　　　松尾静明　　　　浅見洋子詩集『独りぽっちの人生』
　　　　池下和彦　　　　牧葉りひろ詩集『黄色いマントの戦士たち』
　　　　河野俊一　　　　牧葉りひろ詩集『黄色いマントの戦士たち』
　　　　新倉俊一　　　　片桐ユズル詩集『わたしたちが良い時をすごしていると』
　　　　山内みゆき　　　片桐ユズル詩集『わたしたちが良い時をすごしていると』
　　　　白河左江子　　　多田聡詩画集『ビバ！　しほりん』
　　　　髙田千尋　　　　大井康暢詩集『象さんのお耳』
　　　　植村初子　　　　大井康暢詩集『象さんのお耳』
　　　　瀬崎祐　　　　　田村のり子詩集『時間の矢―夢百八夜』
　　　　樋口伸子　　　　田村のり子詩集『時間の矢―夢百八夜』
　　　　こまつかん　　　片桐歩詩集『美ヶ原台地』
　　　　小城江壮智　　　片桐歩詩集『美ヶ原台地』
　　　　中村純　　　　　井上優詩集『厚い手のひら』
　　　　宇宿一成　　　　井上優詩集『厚い手のひら』
　　　　川原よしひさ　　青柳俊哉詩集『球体の秋』
　　　　山本倫子　　　　青柳俊哉詩集『球体の秋』
　　　　中西弘貴　　　　青柳俊哉詩集『球体の秋』
特集　『命が危ない　３１１人詩集―いま共にふみだすために―』出版記念会記録
中村純・原田勇男・下村和子・木島章・浅見洋子・朝倉宏哉・山本衞・星乃真呂夢・井上優
日高のぼる・酒木裕次郎・たけうちようこ・尾内達也・結城文・モーレンカンプふゆこ
鈴木文子・山田よう・中園直樹・平井達也・郡山直・鈴木比佐雄・佐相憲一 
呼び掛け文『脱原発・自然エネルギー二〇〇人詩集』鈴木比佐雄　　　 
詩　　　亜久津歩　　　手をつなごう／日々　　　　 
　　　　佐相憲一　　　北新宿東中野の師走の夕暮れ　 
　　　　鈴木比佐雄　　〈本当は大人たちは予想がついていたんじゃない〉／日本は福島の一部となっている

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コールサック社　出版活動について　　　　　　　　

編集後記　　　佐相憲一／鈴木比佐雄 

「コールサック」（石炭袋）の詩運動へのお誘い
寄稿案内　コールサック72号寄稿案内