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森咲尚輝・小説
『ことばの国のひみつ』

森咲尚輝さんの小説は、ガンジーの精神を通して 人間の優しさ、素直さを取り戻すために書かれています そこではイジメや人間を支配する心が洗い流されて もう一度、心の奥底から他者を愛するための 本当の言葉が生れてくる近未来が誕生してきます



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四六判/264頁/ソフトカバー  ISBN978-4-86435-090-7 C0093 ¥1500E
定価:1,620円(税込)

森咲尚輝・小説『ことばの国のひみつ』

発売:2013年3月7日



序章


 シンは、進化したテクノロジーで作られたモハン国という国で暮らしていた。そこはもともと環境難民が集まっていた国だったが、特別な能力のあるモハン人がテクノロジーを導入してつくりかえた国だった。コンピューターと、政府の役人であるリーダー達によって管理されていて、世界一安全とふきこまれていた。その国のボスは、世界の戦争を収束させた者と言われていたが、だれもその正体を知らなかった。シンはこの国のリーダーのあり方やバーチャルで管理された学校に疑問を感じていた。マニュアル通りにしか話さないリーダー達のやることといえば、どんな職場でもマニュアル通りにできない者をいためつけ、排除することだった。シンは、ボスやリーダー達が管理している、バーチャルやテクノロジーで管理された〝進化したはずの世界〟にますます疑問を感じてゆく。やがて、シンはこの国のボスの正体を知ることになる。ボスは人間よりもはるかに進化した能力を持ち、人間を痛めつけた時に発生する匂いを餌にしていたのだった。人の心や命を犠牲にする進化など本当の進化とはいえないだろうという思いを伝えるために、ボスと対決しようとする。そして、モハン人の作った進化したテクノロジーの世界の崩壊と引き換えに、シンはボスの餌を断ち切ってしまう。そのことで、社会は環境難民の世界に逆戻りしてしまった。

 一方でシンは、動物と話せる、排除された者達の世話をしていたミルーナという不思議な少女と、発明好きのコンじいという優しくて面白いおじいさんと出会い、人間らしい心や生きる力を学んでゆく。コンじいは、面白グッズを発明しては、みんなにおもしろおかしく紹介して、みんなを笑わせた。コンじいは、みんなから愛されていた。マニュアル通りのロボットのようなリーダー達でさえも、コンじいには心を開いていた。しかしコンじいは、なぜか時々、一人でしくしくと泣くのだった。シンはその涙の理由をたずねると、コンじいはガンジーという人物にあこがれていて、その人のことを思って泣いていることを知る。そして、コンじいのもとで働くことで、コンじいから生きる力を学んでゆく。やがてモハン国は嵐に襲われ、たった一つ残されたテクノロジーの乗り物のカプセルが、新たな支配をもくろんでいる者達に狙われた。コンじいのアイディアで人々は嵐から救われ、シンは海を渡って他の国に流れつき、環境難民のいる国があることを世界に知らせた。そしてコンじいは、カプセルを、支配をもくろむ者に手渡すまいと自ら操縦し、宇宙に漂っていたのだった。


 

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