「COALSACK」（石炭袋）75号 2013年4月30日
定価：1,080円（送料込）
ＣＯＡＬ ＳＡＣＫ（石炭袋）75号目次
扉詩 木島章 くしゃみ
特集記録
『脱原発・自然エネルギー２１８人詩集』出版記念会
詩 中原かな 午餐
淺山泰美 静かな水
中林経城 住んでゐる町
平井達也 週末ごとに
杉本知政 猫とバイオリン
有馬敲 ほら吹き将軍（そのⅢ）
川村慶子 小熊秀雄よ 旭川の雪が恋しくないか
崔龍源 意志
青柳晶子 惑星
山崎夏代 蠟燭
榊原敬子 へそ曲り社長
磯山オサム パラダイス春ちゃん
福山重博 空き缶／蟬
北原亜稀人 ＴＡＸＩ／削り取られていく時間の片隅でその存在を再確認した時に僕が感じた幾つかの 仕方なさについて／アンステイブル
山本聖子 通過 １
詩 みうらひろこ 遺言―被災地の牛―／ケータイでんわ
根本昌幸 眠れぬ夜に／飯舘村にて
東梅洋子 うねり 初恋／うねり 妻と娘／うねり 雨
酒井力 盲目の季節
井上優 愛
市川紀久子 ムンクの叫び／猫のピッピのことシニアだって
武西良和 低地の国オランダ／草を食む牛／草を食む羊
下村和子 二月の樹／雪の降る夜に
詩人論 若宮明彦 蒼き空から碧の天へ―八木重吉ノート―
宮川達二 小熊秀雄研究 第七回
詩人群像 ２
奥主榮 有馬敲研究「未踏の沃土」 第六回
薄明の両面宿儺
外村文象 有馬敲論
―年譜をなぞりながら
石村柳三 芳賀章内詩論集
『詩的言語の現在』（後）
有馬敲 山村信男研究第二回
晩年の山村信男
詩人論 尾崎寿一郎 ランボーをめぐる諸説（１）小林秀雄のランボー
ランボーをめぐる諸説（２）小熊秀雄のランボー
詩 速水晃 島は戦場だった
若宮明彦 My Train
宮川達二 地球を鳥瞰する詩
黒田えみ 瀬戸内海の塩田
貝塚津音魚 自殺から回生へ
鳥巣郁美 対話の時刻
村永美和子 遠いところへ
こまつかん ふるる／まるまる／しあわせ／ふんわり
橋爪さち子 金ぴかのままで
山本倫子 然りげなく
中村花木 十六本橋
奥主榮 また朝が訪れて
福士一男 花／悲しみ／時は流れ／若い絆よふたたびは
秋山泰則 きずな
たけうちようこ 「ショージとタカオ」―井手洋子監督へ―／江戸川春景色
外村文象 冥土の土産／ＪＡＺＺの街 高槻
詩 坂本梧朗 薄型吸取機
田中作子 いのちなるもの
豊福みどり 夜
関中子 第二第三の衝撃
結城文 ピアノ
平原比呂子 朝食まで
武藤ゆかり 富三さんの葬儀／地図
石村柳三 業火ゆえに
皆木信昭 認知症 その16
青木みつお 沈黙―３・11
小詩集 一笑圓太郎 『手の中にスコップを』十一篇
山口修 『この星の』十一篇
秋野かよ子 『いま』五篇
船曳秀隆 『薔薇の匂いをさっそく嗅ぐ女』十一篇
吉田博子 『雨を両手でうけ』五篇
植田文隆 『走っていく』五篇
エッセイ
淺山泰美 月暈の果て
若宮明彦 グレートオーシャンロードを巡る
岡三沙子 壺井繁治宅を訪問した日
中原かな 同人雑誌
吉田博子 吉行淳之介に会った事／フランスまるごと大周遊九日間の旅⑵
エッセイ
下村和子 春は花……
芳賀稔幸 大熊町いわき連絡事務所での中間貯蔵施設説明会から
森三紗 『真なるバルバロイの詩想』
出版記念会に参加して思うこと
連載エッセイ
うおずみ千尋 盲目の日に 詩集を読む
下村和子 〈日本の祭り〉
ふるさとの祭り 左義長
貝塚津音魚 里山再生を夢見て⑦／古代食・日本の獣肉食・犬食について
佐相憲一 横浜にて ①
翻訳詩 金演福（郡山直・訳）
私は洛東江
金素羅（李美子・訳）
鰐／春と宝石
David Gwilym Anthony詩集（結城文・訳）
デイビッド・アンソニー詩集 『言うべき言葉』から『森を通りぬけて』まで
チャールズ・ブコウスキーの詩（十篇）（中島登・訳）
ヴァレリー・アファナシエフ（尾内達也・訳）
パウル・ツェラン（尾内達也・訳）
よきかな
チャールズ・シミック（尾内達也・訳）
小さな記憶のピン
日英語連詩
ロミー・リー／尾内達也
日英語連詩「フクシマ」⑷
日英詩 尾内達也 道、わたしではなく
翻訳俳句
永瀬十悟 「ふくしま」 〝FUKUSHIMA〟
名著解題
新藤謙 強制収容所における精神の自由
―フランクル『夜と霧』―
文芸評論
奥憲太 小説にみる労働試論 第三回（最終回）
「自分が根本から変わってしまうのではないかといつも怯えていた」
書評 高畑耕治 大原勝人詩集『泪を集めて』
谷口平八郎 大原勝人詩集『泪を集めて』
長津功三良 くにさだきみ『死の雲、水の国籍』
鈴木文子 くにさだきみ『死の雲、水の国籍』
こたきこなみ 佐相憲一詩集『時代の波止場』
速水晃 佐相憲一詩集『時代の波止場』
福原恒雄 白河左江子詩集『地球に』
坪井あき子 白河左江子詩集『地球に』
書評 永井ますみ 中村真生子詩集『何でもない午後に』
池下和彦 秋野かよ子詩集『梟が鳴く』
武西良和 秋野かよ子詩集『梟が鳴く』
前田新 岡田忠昭詩集『忘れない』
杉本一男 岡田忠昭詩集『忘れない』
山岡和範 東梅洋子詩集『連結詩 うねり70篇』
小城江壮智 上野都詩集『地を巡るもの』
武藤ゆかり 上野都詩集『地を巡るもの』
木村淳子 松尾静子詩集『夏空』
鈴木比佐雄 松尾静子詩集『夏空』
石川逸子 二階堂晃子詩集『悲しみの向こうに』
くにさだきみ 二階堂晃子詩集『悲しみの向こうに』
結城文 宮﨑睦子歌集『紅椿』
森岡正作 永瀬十悟句集『橋朧』
猪狩行々子 永瀬十悟句集『橋朧』
芳賀稔幸 若松丈太郎著『福島核災棄民』
根本啓子 若松丈太郎著『福島核災棄民』
朝倉宏哉 若松丈太郎著『福島核災棄民』
佐藤栄二 佐々木賢二著『宮澤賢治の五輪峠』
髙田千尋 佐々木賢二著『宮澤賢治の五輪峠』
解説 鈴木比佐雄 高橋郁男『渚と修羅―震災・原発・賢治』
金田茉莉著『終わりなき悲しみ―戦争孤児と震災被害者の類似性』
『ベトナム独立・自由・鎮魂・詩集』の進行状況 二〇一三年四月十七日現在 鈴木比佐雄
詩 鈴木比佐雄 タイアン村の海亀／こたつシェルター
亜久津歩 自在なきみと、少し不自由なくらいが生きやすいわたしと。／積み木の作法／朝の蜘蛛／新米 母の矜持
佐相憲一 夜道の光
〈執筆者住所一覧〉
編集後記
亜久津歩
佐相憲一
鈴木比佐雄
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