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うおずみ千尋詩集
『白詰草序奏―金沢から故郷・福島へ』

いま暮らしている場所から 故郷・福島の原風景を憧憬し、 福島が再生していくことへの うおずみさんの深い思いは、 この詩集の詩篇を通して 多くの人びとに伝わっていくに違いない。
(鈴木比佐雄・栞解説文より)



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栞解説:鈴木比佐雄
B5変形判/144頁/仮フランス装 ISBN978-4-86435-105-8 C1092 ¥1500E
定価:1,620円(税込)

うおずみ千尋詩集『白詰草序奏―金沢から故郷・福島へ』

発売:2013年4月30日



【目次】


第一章 花しずく

純白の嵩
白詰草序奏―金沢から故郷・福島へ
花しずく
花ふきん 節子さんへ
花 筏
誘蛾燈
寺町の秋
氷 雪
 

第二章 カノン

カノン
甘 露
イヤリング
遠 雷
竹林の風
あやめ沼
弾ける
 

第三章 道明かり

夜の海辺
道明かり
葉生姜
手捌き
碧い海
誕生日は祝えない
ふるさと福島
魂が駈ける場所
 

第四章 あやとり橋

あやとり橋
プリザーブドフラワー
ツイングラス
群 青
夜のキャンバス
歌 う
深海のギャラリー―触れて観る日本画展にて


あとがき
略歴



【詩篇】


白詰草序奏
―金沢から故郷・福島へ


犀川ほとりの緑地公園
遥か日本海を想わせながら
吹き上がって来る川風に
一瞬
歩調を落とす
  白詰草って 蓮華草の匂いなのね?

一周五〇〇メートル
猛スピードで四回りしたから
汗 びっしょり
Sさんと私は
クローバーの絨毯に心地よく倒れ込む

  ほら やっぱり
可憐な半月を立ち上げた小さな花は
蓮華の香りと共に一気に私を駈け巡って
故郷・福島
幼い日のあの家の前に咲いている

蓮華畑
菜の花畑
耕されたばかりの黒い土
春の陽が モザイク模様にきらめき拡がって
遮る物が無いから
視線の果ての松林の向こうには
いつだって
太平洋の白い波頭が飛沫を上げて轟いている

届かぬものは
描けばいい
描いても未だ遠ければ
引き寄せて 耳を澄ませばいい
微かに微かに響いて来る

降り注ぐ陽射しを分けて
川風が一層勢いを増してくる
辺り一面 白詰草の芳香が満ち満ちる
遠いものが
眩しく甦って
うねりながら近づいて来る

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