書籍一覧 新刊
髙橋郁男詩集
『叙事詩「風信」』
四千年の叙事詩の歴史、地球規模の横断的視点、日本古代の詩歌の歴史、二十世紀の「四次元災害」、近現代の詩人・作家たちの深い縁を辿る試み、地域文化や暮らしを支える人びとなどを記した高橋郁男氏の時空を超えた世界を、共に旅して欲しいと願っている。(鈴木比佐雄 解説文より)
A5判/256頁/上製本 ISBN978-4-86435-657-2 C0092 |
定価:1,980円(税込) |

発売:2025年5月9日
目次
一 四次元災害
二 第三次世界大戦を止めよ
三 時を遙かに旅して
四 風に吹かれて
五 東京の遠吠え
六 原発を 持たず 頼らず 動かさず
七 叙事詩『アエネーイス』
八 天然の韻
九 ガリレオ#セルバンテス#シェークスピア
十 空中楼閣症候群
十一 ロストジェネレーション
十二 接続狂の時代
十三 つながる洪水伝説
十四 芭蕉#西鶴#ニュートンの自由落下
十五 清少納言と紫式部
十六 古都ボローニャ
十七 第一次東京五輪
十八 朔太郎と龍之介
十九 東京・全球感染日誌(1)―地球は狭かった
二十 東京・全球感染日誌(2)―角膜に熱気を感じる
二十一 東京・全球感染日誌(3)―「第九」合唱リモートで
二十二 東京・全球感染日誌(4)―震災十年#二つの時計
二十三 東京・全球感染日誌(5)―ビアホールにビール無し
二十四 東京・全球感染日誌(6)―五輪で「二密」体感
二十五 東京・全球感染日誌(7)―コロナ禍前の行列が
二十六 東京・全球感染日誌(8)―ロシアがウクライナを侵略
二十七 東京・全球感染日誌(9)―悪魔と神の戦場
二十八 東京・全球感染日誌(10)―元首相暗殺#コロナ禍がピーク
二十九 東京・全球感染日誌(11)―三次大戦防ぎきれるか
三十 東京・全球感染日誌(12)―戦後文学旗手まかる
三十一 東京・全球感染日誌(13)―コロナ禍は「全球ダム」
三十二 東京・全球感染日誌(14)―コロナ禍の時代を詠む
三十三 殺し合わない道を探す
三十四 政権党の「刷新」と「保身」
三十五 小さな祈りとかすかな望みと
三十六 揺蕩えども 沈まず
三十七 「核廃絶」への道
解説 鈴木比佐雄
あとがき