書籍一覧 新刊
弟子丸博道詩集
『良寛さんのエスプリ』
弟子丸博道氏は、「一陣の風」を老師である弟子丸泰仙の魂からの挨拶の息吹のように感じ取ったのだろう。禅とはこのように自然の現われを敏感に感じ取り、その瞬間にそれと無言の対話をして生きる糧とすることなのかも知れないと感じさせてくれる。 (鈴木比佐雄 解説より)
A5判/136頁/並製本 ISBN978-4-86435670-1 C0092 |
定価:1,870円(税込) |

発売:2025年8月28日
目次
序詩 利他するこころで
Ⅰ 良寛さんのエスプリ
良寛さんのエスプリ
愛ね 暗いね 那覇吐夢
日本海よ
転がる箸
ひざかき
地球の危機に
あの夏の
宇宙風化
二酸化炭素に未来はない
地球の沸騰か
それが人生だ
着地
美しい蒼い星で
Ⅱ わたしの歳時記
一月の詩
霜月の古都
弥生のスケッチ
穀雨のころ
五月のはじめに
水無月の詩を創る
七月の手紙
蝉の声
長崎の夏は ~被爆マリア像に寄せて
村雨
重陽の空
十月に寄せて
十一月の回想
深秋の朝
新しきいのち
Ⅲ 一陣の風が
一陣の風が
人生の帰り道
木目をみる 〜愛の観相
一九二〇年代
世界を浮遊してみてごらん
銀河系から
世紀の天体ショー
化身
全静期
浜辺の茶屋インオキナワ
いのちはみえないものだから
私は鉱物だから
二一二〇年の未来は
点滴の音
解説 鈴木比佐雄
あとがき