書籍一覧 新刊
尹東柱詩集
『空と風と星と詩』
日本に留学、わずか28歳で獄死しながら、清冽な詩群をあふれるように遺していった尹東柱。その詩想に共感、訳した詩集からは、一葉に立つ風にも心を痛め、三度の冬を耐え、草群れのように萌えたつ春を夢見た詩人の魂が蘇る。(詩人 石川逸子 帯文より)
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46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-197-3 C1092 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
発売:2015年6月22日
【目次】
序 詩
Ⅰ
自画像
少 年
雪の降る地図
帰り来て見る夜
病 院
新しい道
看板のない街
太初の朝
ふたたび太初の朝に
夜明けが来るまで
怖しい時間
十字架
風が吹いて
哀しき同族
目を閉じてゆく
もう一つの故里
道
星を数える夜
Ⅱ
白い影
愛おしい追憶
流れる町
たやすく書かれた詩
春
懺悔録
肝
眠れぬ夜
慰め
八 福 マタイ福音五章三―十二
Ⅲ
渓 流
薔薇が病んで
月のように
唐辛子畑
コスモス
弟の印象画
奇 蹟
愛の殿堂
雨降る夜
遺 言
窓
山峡の午後
毘蘆峯
海
瞑 想
悲 哀
通り雨
あの娘
寒暖計
鬱 寂
風 景
月 夜
市
Ⅳ
夜
黄昏は海になり
朝
秋の夜
洗 濯 物
谷 間
胸 (三)
鶏
山 林
陽だまり
山 上
胸(一)
黄 昏
南の空
Ⅴ
夢は潰えて
こんな日
午後の球場
雲雀
牡丹峰にて
食 券
別 れ
鳩
蒼 空
空 想
通りにて
あしたはない―幼い心に問うて―
生と死
蝋燭一本
Ⅵ
やまびこ
コオロギと僕と
赤ん坊の夜明け
ひまわりの顔
陽ざし、風
木
マンドリ
犬
ほたる火
ふたつとも
嘘
ポケット
冬
にわとり
雪
りんご
雪
ポソンの型紙
手 紙
すずめ
春
なに食べて生きるの
煙 突
飛行機
日照り雨
ほうき
夫婦瓦
おねしょの地図
障子の穴
ひよこ
故郷の家―満州でうたう
貝の殻―波の音を聞きたくて
Ⅶ
ツルゲーネフの丘
月を射る
流れ星の墜ちたところ
花園に花が咲く
終 始
あとがき