書籍一覧 新刊
脱原発社会をめざす文学者の会編
『原発よ、安らかに眠り給え』
日本に徘徊しているのは、まだ“明るい未来の原子力” を夢見ているゾンビたちの群れであり、彼らには棺を掩って優しく囁いてやらなければならない。“安らかに眠りなさい、過ちはもう(イヤというほど)繰返したのだから” 。(川村 湊 序より)
四六判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-635-0 C0095 |
定価:1,500円(税込) |
発売:2024年10月22日
目次
序 〝原発よ、安らかに眠り給え〟 川村 湊
なぜ日本は今も原発をやめられないのか 青木美希
光と交わる女 ―村田喜代子論 川村 湊
「日本の原爆の父」と呼ばれた男 仁科芳雄 上山明博
「かなしみの土地」で「囚われた人たち」に想いを寄せた人
―『若松丈太郎著作集』第一巻「かなしみの土地」十一篇の解読
鈴木比佐雄
ある奇妙で悲惨な死 天瀬裕康
九つの太陽が七つになった話 村上政彦
呪われた大地、沈黙の葬列 森 詠
あとがき 川村 湊