書籍一覧 新刊
亀谷健樹詩集
『遺跡』
亀谷健樹氏は、無常の世界であっても道元の「無為」と縄文精神を禅と詩歌を通して問い続けている。このような「詩禅一如」の亀谷健樹詩集『遺跡』が、道元の禅思想やそれを引き継ぐ良寛やそれらの根底に潜んでいる縄文精神を愛する人びとに読まれて欲しいと願っている。（鈴木比佐雄 解説より）
| 解説：鈴木比佐雄 |
| A5判／184頁／上製本 ISBN978-4-86435-671-8 C0092 |
| 定価：2,200円（税込） |
発売：2025年9月16日
目次
第一章 ふるさとの祭りと暮らし
無為を生きる
盂蘭盆会
なでぼとけ
ごひゃくらかん
花の水
ざしきわらし
往生絵巻
阿仁の里 点景
ほおずき
能化の花
捨 猫
杉露庭
火の奇祭
第二章 みちのくの昔と今
無駄な話
じょやのかね
石の鐘
無を吐く
轢 死
凧
壽老人
板状土偶
百万遍数珠まわし
毛 髪
遺 跡
衣領樹
柿
恐 山
縄文の人
田の水
第三章 げんだいの佛たち
天の邪鬼
わらしど
ほいくえん
足 跡
銃 声
水 玉
馥郁たる縁起
龍
身代り地蔵尊
網代笠
梵 鐘
行 乞
暁の鐘
おにやんま
終の住処
おいのはて
解説 鈴木比佐雄
あとがき
