書籍一覧 新刊
中津攸子
『令和時代に万葉集から学ぶ古代史』
万葉時代の激動と内容は違っても、激しい変化が予測されている「令和」の時代を生きる私たちが、日本民族の宝である『万葉集』を手にして親しめば、『万葉集』は読む人の心を果てしなく澄み渡らせずにはおかない感動を惜しみなく与え、「令和」の年号にふさわしく穏やかで、気高くて、安らかで、平和な時代を生きる一人との満ちた思いを呼び覚ましてくれるはずである。(著者「はじめに」より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
46判/256頁/並製本 ISBN978-4-86435-391-5 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
万里小路譲 評論集
『孤闘の詩人・石垣りんへの旅』
戦前・戦中・戦後と家族の生活を支え、孤闘の生涯を生きぬいた銀行員であり文筆家の石垣りん。「生活詩人、現代詩の最高峰」とも言われる詩人の言の葉は何を伝えるのか?
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
46判/288頁/上製本 ISBN978-4-86435-390-8 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
大城貞俊 評論集
『抗いと創造―沖縄文学の内部風景』
本書は「沖縄文学」と「沖縄戦後詩」の重層的な関係を考える際に最も相応しい論考集として読み継がれていくに違いない。また新たな「沖縄文学」を「しまくとぅば」を駆使して創造しようとしている若き表現者たちにも大きな示唆を与えるだろう。
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
A5判/360頁/並製本 ISBN978-4-86435-389-2 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
岡田美幸 歌集
『現代鳥獣戯画』
現実の過酷さや不条理の中で生きる「弱者」への思いを、動植物や機械、無機物などに託しながら、物語性豊かに、ユーモアをもって詠う。本当に美しいもの、本当に信じられるものを真摯に希求する新鋭歌人、待望の第一歌集。
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
46判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-385-4 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
夏石番矢・世界俳句協会 編
『世界俳句2019 第15号』
「世界俳句」とは何か? 答えは、「あらゆる言語での最高の短詩」です。日本で発生した俳句は、二十世紀初めから、西洋各国の前衛詩人、米国のエズラ・パウンド、フランスのポール・エリュアール、イタリアのジュゼッペ・ウンガレッティ、スペインのアントニオ・マチャード、ギリシャのイオルゴス・セフェリスなどにインスピレーションを与え、彼らに画期的短詩を作らせました。そして、世界各国のモダニズム詩の基盤ともなりました。もう一方で、各言語での俳句創作も、根強く幅広く浸透し、百年以上の歴史を誇っています。むろん、日本国内の俳句も、松尾芭蕉などの古典をなぞるだけではなく、多様な現代的展開を繰り広げています。(夏石番矢「世界俳句について」より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
A5判/256頁/並製本 ISBN978-4-86435-386-1 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
与那覇恵子評論集
『沖縄の怒り―政治的リテラシーを問う』
与那覇氏の論考の魅力は、なんといっても、論旨明快な論理展開と切れ味鋭い切り口にある。しっかりした現状把握とまっとうな歴史認識が氏の立ち位置を支えている。氏は物事へのあいまいな態度をとらない。自分の立場を臆せず明確に表明し、そこから批評の矢を放つ。(平敷武蕉 解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:平敷武蕉 |
46判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-384-7 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
栗原澪子歌集
『独居小吟』
栗原澪子氏の短歌はかつて師・菅原克己が指摘していた「澄んだ一本の光のように」紡ぎ出されている。そんな今を真剣に生き他者の痛みを自己に問い掛け、共によりよく生きようとする短歌の試みを多くの人びとに読んで欲しいと願っている。(鈴木比佐雄 解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:鈴木比佐雄 |
46判/216頁/上製本 ISBN978-4-86435-387-8 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
鈴木春子 詩集
『イランカラㇷ゚テ・こんにちは』
鈴木さんの詩には、子供を含めた人間だけでなく草木や動植物とも対等で命を尊重し合い、共存し合う社会を目指していくという強い思いが貫かれているように感じられる。そのことが今回の詩集名の『イランカラㇷ゚テ・こんにちは』というアイヌの精神性を表す言葉につながっていったのだろう。(鈴木比佐雄 解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:鈴木比佐雄 |
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-388-5 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
山本 萠
『こたつの上の水滴 萠庵骨董雑記』
かつて骨董を論じて一世を風びした女性に、白洲正子がいるが、山本萠さんは今度の本で、その白州さんに引けをとらない、骨董観を示したと私は思っている。それは白洲さんには乏しかった、貧の美を衒いなく謳い上げるといった、萌さんの生き方が作りあげてきた今の世に得難いもので、私がこの場を借りて、講読を勧める所以のものである。 尾久彰三(元・日本民藝館学芸部長)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
46判/256頁/並製本 ISBN978-4-86435-379-3 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
アンソロジー
『東北詩歌集―西行・芭蕉・賢治から現在まで』
詩歌に宿るまつろわぬ東北(みちのく)の魂(こころ)!東北に魅了された260名による短歌・俳句・詩などを収録。千年前から東北に憧れた西行から始まり、実朝、芭蕉を経て、東北の深層である縄文の荒ぶる魂(こころ)を伝える賢治など、短詩系の文学者にとって東北(みちのく)は宝の山であった!
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:鈴木比佐雄 |
A5判/352頁/並製本 ISBN978-4-86435-383-0 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
照井翠 エッセイ集
『釜石の風』
東日本大震災時、著者は岩手県釜石市の高校教師だった。<春の星こんなに人が死んだのか>など、悲惨な震災体験を詠った句集『龍宮』は、蛇笏賞候補に。震災で傷ついた人々の心に響いた俳句は、どのように生まれのたか。犠牲者への鎮魂の祈り、被災地が立ち上がろうとする心の現場を描く。
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
46判/256頁/並製本 ISBN978-4-86435-377-9 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
又吉栄喜 小説
『仏陀の小石』
沖縄の芥川賞作家、又吉栄喜の最新小説!子を亡くした作家夫婦は、インドの地で、果たして魂の救済を得られるのか?「琉球新報」連載で反響を呼んだ小説の単行本化!
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
46判/448頁/並製本 ISBN978-4-86435-376-2 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
植松晃一 詩集
『生々の綾』
<人間は死とともにあるときのみ真実だ>/生きてあることの内なるつながり/混迷を深める人の世に/宇宙と地上の声が響く/洞察する求道の新詩人、ここに誕生
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:佐相憲一 |
A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-382-3 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
千葉貞子 著作集
『命の美容室~水害を生き延びて~』
アイオン台風水害(1948年)奇跡の生還少女のその後。美容室経営マダムになった彼女は詩歌人だった!岩手県一関市で市民ミュージカルにもなった記録文収録。戦後の若い現代詩から、新聞入選俳句、現在の短歌・随筆まで。悪夢を乗り越えて、響き続ける命の声がここに。
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:佐相憲一 |
A5判/176頁/上製本 ISBN978-4-86435-378-6 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
齋藤愼爾
『逸脱する批評―寺山修司・埴谷雄高・中井英夫・吉本隆明たちの傍らで』
齋藤氏はすでに2000年に『齋藤愼爾全句集』を持つ高名な俳人で、評論家、作家であると同時に、寺山修司の句集など数多くの歴史的な書籍を世に出している深夜叢書社の代表者として認識していた。齋藤氏はこの何役もの立場を自在に逸脱していき、多くの作家や表現者たちの存在を内側からまた外側から、同時代を生きた姿やその試みの本質を描出していく。(鈴木比佐雄解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:鈴木比佐雄 |
46判/358頁/並製本 ISBN978-4-86435-326-7 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
コールサック詩文庫18
『斎藤彰吾詩選集一〇四篇』
詩人・斎藤彰吾氏の詩世界はこの約七十年間、生きた命の声を届けてきた。その野性的で知的な詩の言葉の連なりは、この詩選集にまとめられたことによってしっかりとひろく、世に読まれていくだろう。(佐相憲一解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:東野正/川村杳平/佐相憲一 |
46判/208頁/上製本 ISBN978-4-86435-375-5 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
野澤一 詩集
『木葉童子詩經』 復刻版
80余年を経て今甦る伝説の詩集、待望の完全復刻。1934(昭和9)年、四尾連湖(しびれこ)・発、21世紀の人びとへ。自然ライフ先駆者の優しい詩の心が、地球現代の命に投げかける人間愛と自然賛美の詩(うた)。野澤一(1904~1945年)、渾身の代表作全篇収録。(帯文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説冊子付 |
46判/246頁/上製本箱入 ISBN978-4-86435-369-4 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
大畑善昭 評論集
『俳句の轍』
僧侶である俳人・大畑善昭氏は、「聖と俗」「中央と地方」「伝統と新しさ」などの〝二重性〟を抱えつつ、それらの矛盾点に立ち向かう情熱、それらを包み込む温かさに溢れた方である。そしてまた、突き詰めた仏道修行による人生の苦悩の克服から生まれる「ほんとうの笑い」を知っている方だろう。(鈴木光影・解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:鈴木光影 |
A5判/288頁/並製本 ISBN978-4-86435-373-1 C1095 |
定価:2,200円(税込) |
大畑善昭 句集
『一樹』
大畑氏の句に見られる北国の光景そのものが浄土であるかのような暖かな視線や、仏教用語や念仏を織り込んでいる句には、「一樹」としての「広大無辺な慈悲」を濃厚に感じさせてくれる。それが大畑氏の俳句の魅力的な特徴だろう。(鈴木比佐雄・解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:鈴木比佐雄 |
A5判/208頁/並製本 ISBN978-4-86435-372-4 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
与那覇恵子 詩集
『沖縄から 見えるもの』
この詩集『沖縄から 見えるもの』には沖縄人の「言の葉」の深層と対話し、今も続いている基地問題を抱える暮らしや、それでも生きる誇りなどが掬い上げられて書き記されている。そんな詩集はきっと本土の日本人たちをより広い他者の視野に立たせて、沖縄人の魂と共存することの真の豊かさを感じさせてくれるだろう。(鈴木比佐雄・解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:鈴木比佐雄 |
A5判/176頁/並製本 ISBN978-4-86435-374-8 C1092 |
定価:1,650円(税込) |