書籍一覧 新刊
守口三郎
『劇詩 受難の天使 世阿弥』
劇詩『受難の天使』と劇詩『世阿弥』は、私たちが忘れかけていた中世の生み出した芸術・宗教が現代につながる豊かな精神性を新たにして伝えてくれる。これらの守口さんの劇詩が、声の通る小さな劇場で静かに演じられて、キリスト教と禅の思想の真髄が世阿弥の「複式夢幻能」の形式によって多くの人びとに再び宿っていくことを願っている。(鈴木比佐雄 栞解説文 より)
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栞解説:鈴木比佐雄 |
A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-306-9 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
学校安全全国ネットワーク
『安全で楽しいプール開放 プール運営者・監視者の心得』
私たちは、少しでも、プール事故をなくそうという思いで、主にプール開放で、PTAや子供会などがプール活動の運営をする場合の注意点をこのガイドブックにまとめることにしました。(略)このガイドブックを参考にしていただき、安全で楽しいプール活動を実施していただければ幸いです。( 学校安全全国ネットワーク 「この冊子の目的」より)
A5判/40頁/中綴じ ISBN978-4-86435-307-6 C0437 |
定価:220円(税込) |
若松丈太郎
『十歳の夏まで戦争だった』
十歳で敗戦をむかえたわたしは、おとなたちに対して「あのとき、あなたたちはなにをしていたのだ」との思いを抱いたのものだが、現在の事態は、のちのちの世代にわたしたちが「あのとき、あなたたちはなにをしていたのだ」と批判され非難されるにちがいない。(あとがき より)
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栞解説:鈴木比佐雄 |
A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-302-1 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
中村節也
『宮沢賢治の宇宙音感―音楽と星と法華経―』
このたび中村節也楽兄が宮沢賢治の研究の書を上梓された。従来の賢治の研究書は通説にこだわり、無難にまとめたものが多かったが、この本は音楽・天文・法華経の三方面から賢治を語っている。…先の大戦の東京大空襲の最中でも、『宮沢賢治名作選』を手放さなかったほどの筋金入りの著者が、賢治をいかに掘り起こし蘇えらせるか、賢治ファンならずとも楽しみな座右の一冊となるだろう。(中村雪武 序文より)
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解説:鈴木比佐雄 |
B5判/144頁/並製本 ISBN978-4-86435-304-5 C1095 |
定価:1,980円(税込) |
浅川 史
『敗北した社会主義再生の闘い 』
浅川史さんは、果敢にも社会主義崩壊後のモスクワに暮らして、解体されたソ連邦の民衆の戸惑いに寄り添い、それらを肌で感じて目撃した数少ない一人である。そのような貴重な経験でもあるロシアの生々しい現代政治史に関心のある人びとや、本来的な「社会主義再生の可能性」を考えている人びとに読んでほしいと願っている。(鈴木比佐雄 解説より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/352頁/上製本 ISBN978-4-86435-305-2 C1095 |
定価:1,980円(税込) |
美濃吉昭詩集
『或る一年~詩の旅~Ⅱ』
豊かな詩的個性で話題になった前詩集から1年。建築家詩人がおくる待望の続編は、壮大なスケールの詩のデザイン。精神の動きの中の日常と異界に加えて、関西の国宝級仏像の心に製作者の側から迫る意欲作、イタリア巨匠たちとの芸術対話など、歴史的時空に刻む普遍的詩世界が、いまの時代に切実に響く。
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解説:佐相憲一 |
A5判/208頁/上製本 ISBN978-4-86435-303-8 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
星野博 詩集
『ロードショー』
300本の映画、テレビドラマで匿名性を演じた新鋭詩人が、詩の銀幕に映し出した、人生模様と尊い生へのエール。一般読者に届くシンプルな詩の言葉の奥にこめられた深い命の実感。詩集全体がロードショーという粋な構成で送る、注目の新詩集。味わい深いエッセイ2篇を併録。
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解説:佐相憲一 |
A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-301-4 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
井口時男 評論集
『永山則夫の罪と罰―せめて二十歳のその日まで』
永山は文字どおりに「文学のふるさと」を生きた少年として、いまその自覚と表現に到達したのだ、と思った。……永山の小説には、安吾のいう「文学のふるさと」があり、ただ「ふるさと」だけがあった。……人は、自分自身に問うしかないのだ。自分はいかなる条件によって護られていたのか、と。(「あとがき」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/224頁/並製本 ISBN978-4-86435-299-4 C1095 |
定価:1,650円(税込) |
橋爪文 エッセイ集
『8月6日の蒼い月 ―爆心地一・六㎞の被爆少女が世界に伝えたいこと』
生活の中で感じたちょっとしたところに生きる工夫があり、楽しみがあり、生きる上での知恵を感じ、また本人は直接告白されてはいないが、たぶんこれは恋だなあーと思われる場面もある。そして心身ともに苦しい状況の中にあっても、希望を持って生きなければという決心のようなものを受け取る。(木原省治 跋文より)
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跋文:木原省治 |
46判/256頁/並製本 ISBN978-4-86435-300-7 C1095 |
定価:1,650円(税込) |
大湯邦代 歌集
『玻璃の伽藍』
わたくしが招かれた玻璃の伽藍とは、熱帯植物繚乱の温室にかたどられた詩歌の世界である。この作品の中に、どう読んでも、わたくしは、冒頭の「シャガールの馬」同様に、求道の対象を見てしまうのである。(依田仁美 解説より)
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解説:依田仁美 |
46判/160頁/上製本 ISBN978-4-86435-298-7 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
赤木比佐江詩集
『一枚の葉』
反骨と優しさがそれぞれの作品の葉となって茂る中身の濃い詩集である。ここに余韻が深いのは、苦しみを光にする作者の生き方がこちらの生の深層に真に温かいものを伝えてくれるからであろう。(佐相憲一 解説より)
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解説:佐相憲一 |
A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-297-0 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
平松伴子エッセイ集
『女ですから』
女性のことは女性が書き残さなければダメだと気がついたのです。男性は女性の業績は書きません。そのようなことから、女性の生き様について直接取材をして、書き残しておこうと思いました。そこから学ぶことも沢山ありました。(平松伴子 対談より)
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46判/256頁/並製本 ISBN978-4-86435-293-2 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
根本昌幸詩集
『昆虫の家』
子どもは、いつも目の前に存在するものに対する驚きの感覚で漲っている。見るもの全てが新しく、見ること全てが冒険である。大人になるに従って、全てを当たり前のように受け容れ、驚きの感覚が萎んでいく。『昆虫の家』には、藪の中で、土の中で、空中で、心の中で呼び交わされる無数の声が交響している。その声が奪われる瞬間の息を呑むような驚きと、驚きの後にひたひたと訪れる謐けさの中から、根本昌幸の詩は生まれる。にぎやかで無口な、おかしくて悲しい詩の群れである。(柳美里 小説家・劇作家)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/144頁/並製本 ISBN978-4-86435-294-9 C1092 |
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望月孝一 歌集
『チェーホフの背骨』
『チェーホフの背骨』一巻は多岐にわたるテーマを持ちながらも、底に流れるものは人間の尊厳を考え、またどう生きてゆくかという問題を独自な視点で問い続けており、思索に富む。(影山美智子「解説」より)
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解説:影山美智子 |
46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-295-6 C1092 |
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青柳晶子詩集
『草萌え』
一瞬一瞬に「水の星」で生きている健気な草や生きものたち。その囁きやお喋りや悲鳴に耳を澄ましその姿に驚き見とれる。「はじめて虹をみた」と跳ねあがる子供たちと一緒になって青柳晶子さんは「みんなが幸せでありますように」と祈るのだ。(鈴木比佐雄、帯文)
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栞解説文:佐相憲一 |
A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-290-1 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
北畑光男評論集
『村上昭夫の宇宙哀歌』
昭夫は、人類がこの地球に誕生して以来、世界のだれ一人として思いもつかなかった恐るべき結論に達した。北畑さんもむろんそれを知っている。北畑さんは人への優しさからあえて明らかにしていないが、この著作の道筋はそこに繋がっていて、だから私も気付かされたのだ。(作家 高橋克彦 解説より)
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46判/384頁/並製本 ISBN978-4-86435-289-5 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
アンソロジー
『日本国憲法の理念を語り継ぐ詩歌集』
「序文に代えて」を寄せてくれた色川大吉氏は「くに」を強引に「国家」に集約させる国家主義を「邪悪な意図」と指摘する。そんな個人の尊厳や自由や生命を二度と喪失させないために、歌人・俳人・詩人たちはどんな作品を書いているか。平和憲法の理念を語り継ぐ二二三名の作品を読んで頂きたい。(鈴木比佐雄 解説文より)
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編集者:佐相憲一/鈴木比佐雄 |
A5判/320頁/並製本 ISBN978-4-86435-291-8 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
森三紗評論集
『宮沢賢治と森荘已池の絆』
父は賢治との十年にわたる交友の証である書簡二十一通はことにも大切にしていた。幸いなことに、戦火に会うことも免れて貴重な文化的遺産として、父が生命の次に大切だという賢治からの書簡を目にする機会にも恵まれたのだ。(あとがきより)
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46判/320頁/上製本 ISBN978-4-86435-292-5 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
八重洋一郎詩集
『日毒』
八重洋一郎さんの数多くの詩集や詩論集は、最南端の琉球諸島・石垣島から届けられてきた。それらを読むたびに、八重さんの肉体を切り裂いた鮮血のような衝撃が、目の前に広がってきた。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/112頁/並製本 ISBN978-4-86435-288-8 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
小野田陽子文集
『福島双葉町の小学校と家族』
一時帰宅したとき、人のいない薄汚れたゴーストタウンに、きれいな色の花が咲いていました。一時帰宅するたび、なぜここにいられないのかと、無性に悲しくなります。そんなとき、道ばたの花を見ると癒やされます。いつかまた、双葉の家のように、1年中、花の咲く庭に囲まれて暮らすのが、今の夢です。(本文「警戒区域に咲く花」より)
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序文:二階堂晃子/跋文:佐相憲一 |
46判/304頁/並製本 ISBN978-4-86435-286-4 C1095 |
定価:1,650円(税込) |