石炭袋新書評論集
道元のことで語っておきたいのは、言葉をもっての、「愛語」の大切さを説いたことだ。人に接し、あるいは話す言葉にも愛する心情の精神が大事とする言語愛の精神を。(「時のしからしむ耳と詩人の詩性」より)
| 栞解説:芳賀章内、鈴木比佐雄 |
| A5判/442頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
象徴としての〈港〉。それは、こころのあり方の選択である。交信が生む宇宙論的な人のつながり。文字の連なりが伝える世界とこころの深部。そこに詩文学の素晴らしさがある。新世紀の荒波に、原初からの時空を遍在する詩精神の灯台は何を照らし、汽笛はどのように鳴るだろう。(第三章「港の詩想」より)
| A5判/392頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
生きている者が死者を偲んで書く鎮魂は、まだ本来的な鎮魂詩ではないのではないか。死者が生者の心の奥底に立ち現われてきて、死者と生者が語り合い、共に生きようとすることが真の鎮魂詩ではないか(「戦後詩を切り拓いた市川の詩人たち」より)
| A5判/656頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
戦後から現代を見据える拠点としてきた「化外」の思想、あるいはバルバロイ(異民族)の視点から、中央にモノ申すことに恐れない反骨のパトスのなせるものだと思う。「化外」から紡いできた風土の詩人の自負でもあるが、その指摘は反骨の詩人たちに対する大きな励ましにもなっている。(黒川純・解説文より)
| 解説文:佐相憲一、黒川純、三浦茂男、和賀篤子、高橋昭八朗 |
| A5判/384頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
豊かな感性と鋭い感覚は詩人の身上であろうが、加えて今詩人に求めたいのは、独自の思想とそれによるしなやかな抵抗である。
(第一章「しなやかな抵抗を詩に」より)
| 栞解説文:佐相憲一 |
| A5判/288頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
戦後批評文学のぺダンティックなしがらみを、さらりと脱ぎ捨てたこれらの爽快な発言は、あまりにも円転滑脱ゆえに陶酔すら呼んでやまないのだ。(帯文 吉川仁より)
| A5サイズ、320頁、ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
前世紀後半から、世界的な文学の主流は、多元文化時代を迎え、もはや西欧一元生ではなく、いわゆる「フリンジ(周辺、という意味)」の国々に拡散している。
(「多元文化受容とポスト・モダニズム」より)
| 解説文:石川逸子、郡山直、鈴木比佐雄 |
| A5サイズ 382頁 ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
ひとはひとの吐く精神の世界だけに生きていけるものではない。ひとはそこにもっとのびのびとした自然の世界を求める。安らぎ、囁き、自己解放の自性というものを求めて。
| 解説文:芳賀章内、池山吉彬、鈴木比佐雄 |
| A5サイズ、上下2段組、450頁 |
| 定価:2,100円(税込) |











