コールサックシリーズ

書籍一覧 新刊

コールサック社新美南吉絵本コレクション3 (新美南吉/作 鈴木靖将/絵)
『ひろったらっぱ』

「トテ トテ トテ ト
たねをば まけよ むぎの たね」
戦争のやまぬ世界に、平和の誓いのらっぱの音が鳴り響く。






解説:鈴木比佐雄
B5判/34頁/上製本 ISBN978-4-86435-675-6 C8793
定価:1,650円(税込)
詳細はこちら
コールサック社新美南吉絵本コレクション3 (新美南吉/作 鈴木靖将/絵)『ひろったらっぱ』

発売:2025年9月11日

コールサック社新美南吉絵本コレクション2(新美南吉/作 鈴木靖将/絵)
『ごんぎつね』
「ごん、おまいだったのか。
いつも、栗をくれたのは。」
ごんと兵十の物語は、あなたの心のなかで生き続ける。





解説:鈴木比佐雄
B5判/頁/上製本 ISBN978-4-86435-673-2 C8793
定価:1,650円(税込)
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コールサック社新美南吉絵本コレクション2(新美南吉/作 鈴木靖将/絵)『ごんぎつね』

発売:2025年9月11日

コールサック社新美南吉絵本コレクション1(新美南吉/作 鈴木靖将/絵)
『でんでんむしのかなしみ』
「かなしみは だれでも もっているのだ。」
じぶんのからにつまった「かなしみ」を知ったその日から、でんでんむしの旅が始まる。






解説:鈴木比佐雄
B5判/26頁/上製本 ISBN978-4-86435-674-9 C8793
定価:1,650円(税込)
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コールサック社新美南吉絵本コレクション1(新美南吉/作 鈴木靖将/絵)『でんでんむしのかなしみ』

発売:2025年9月11日

亀谷健樹詩集
『遺跡』
亀谷健樹氏は、無常の世界であっても道元の「無為」と縄文精神を禅と詩歌を通して問い続けている。このような「詩禅一如」の亀谷健樹詩集『遺跡』が、道元の禅思想やそれを引き継ぐ良寛やそれらの根底に潜んでいる縄文精神を愛する人びとに読まれて欲しいと願っている。(鈴木比佐雄 解説より)






解説:鈴木比佐雄
A5判/184頁/上製本 ISBN978-4-86435-671-8 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
亀谷健樹詩集『遺跡』

発売:2025年9月16日

植松晃一詩集
『夜明けの灯台』
植松晃一氏の「存在」への問い掛けは、詩集のタイトルにもなった「夜明けの灯台」になるための絶えざる詩的表現の試みや現実的な営みなのかも知れない。 (鈴木比佐雄 解説より)






解説:鈴木比佐雄
A5判/144頁/並製本 ISBN978-4-86435-672-5 C0092
定価:1,650円(税込)
詳細はこちら
植松晃一詩集『夜明けの灯台』

発売:2025年9月5日

弟子丸博道詩集
『良寛さんのエスプリ』
弟子丸博道氏は、「一陣の風」を老師である弟子丸泰仙の魂からの挨拶の息吹のように感じ取ったのだろう。禅とはこのように自然の現われを敏感に感じ取り、その瞬間にそれと無言の対話をして生きる糧とすることなのかも知れないと感じさせてくれる。 (鈴木比佐雄 解説より)




解説:鈴木比佐雄
A5判/136頁/並製本 ISBN978-4-86435670-1 C0092
定価:1,870円(税込)
詳細はこちら
弟子丸博道詩集『良寛さんのエスプリ』

発売:2025年8月28日

八重洋一郎詩集
『遠流の果てから』
八重洋一郎氏は、ヘーゲルの弁証法を独自に解釈して《「無我」と「揚棄」による存在への二重否定によって、存在はそのあるがままに一点残すことなく解放され》るとして、「存在はそのあるがまま」に解放されて自由に生きるべきだと語る。そして私たちに「全く新しい永遠の言葉」を詩作することを促している。 (鈴木比佐雄 解説より)




解説:鈴木比佐雄
A5判/104頁/並製本 ISBN978-4-86435668-8 C0092
定価:1,870円(税込)
詳細はこちら
八重洋一郎詩集『遠流の果てから』

発売:2025年7月29日

嘉納勝代歌集
『海の平和』
 いくたびか海の平和を祈り来し漁女の空にいわし雲あり
   
糸満の漁女が「海の平和」を願う思いは、海とつながる空や大地や地球全体を戦場にしたくない人びとによって引き継がれていくだろう。それはきっと沖縄の平和の精神を体現し発信し続けるに違いない。(鈴木比佐雄 解説より)






四六判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435669-5 C0092
定価:1,980円(税込)
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嘉納勝代歌集『海の平和』

発売:2025年7月29日

森尾ようこ句集
『惑星』

 花烏賊をおだてるやうに炒めけり

炒めているのに、その刻まれた烏賊がふくらんでくる。ふっくらとしてくる花烏賊の鍋の中の質感をよく表現し得ていると思う。にこやかに、愉しげにエプロンをかけてガスレンジの前に立つようこさんの面ざしが見えてきて、思わず読み手もうきうきしてくる。
―黒田杏子(「藍生」2006年7月号より)




四六判/176頁/上製本 ISBN978-4-86435666-4 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
森尾ようこ句集『惑星』

発売:2025年7月23日

井口時男評論集
『近代俳句の初志 ― 子規から新興俳句・震災俳句・沖縄俳句まで』
東日本大震災は、どんなに被害が大きくても、原発事故があっても、語弊があることを承知で言いますよ、東北なんです。私も新潟県の雪深い田舎で育って仙台で学生時代を過ごしましたから、どっちかと言えば東北の人間で、東北に大きなシンパシーを抱いています。でも、残念ながら、東北がやられても日本は変わらないんです。…中略…しかし、文学ジャンルの中で、東日本大震災後に大きく変わったジャンルが一つだけありました。それが俳句なんです。―「Ⅰ 喩の力 ―震災俳句を中心に」より



四六判/304頁/並製本 ISBN978-4-86435-667-1 C0095
定価:2,200円(税込)
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井口時男評論集『近代俳句の初志 ― 子規から新興俳句・震災俳句・沖縄俳句まで 』

発売:2025年7月9日

天瀬裕康混成叙事詩
『廃墟から平和都市を ―我がヒロシマ混貼帳(コラージュ)  My Hiroshima Collage』
正田篠枝の原爆短歌を初めて読んだ時に師の山隅衛が「こんなものは短歌ではない」と言ったように、詩人、歌人、俳人の中には暗喩を重視し社会性のテーマを排除する芸術至上主義の人びとが数多くいる。そのような人びとが「これは詩・俳句・短歌・漢詩ではない」と呟くかもしれない。しかし、「永遠平和」や「広島の祈り」をテーマとする天瀬氏の『混成叙事詩』に真摯に耳を傾けて欲しいと願っている。 (鈴木比佐雄 解説より)




解説:鈴木比佐雄
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-665-7 C0092
定価:1,870円(税込)
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天瀬裕康混成叙事詩『廃墟から平和都市を ―我がヒロシマ混貼帳』

発売:2025年7月4日

アンソロジー
『Perpetual Peace Poems from Hiroshima, Nagasaki, and Okinawa From the Chain of Reprisals to Kant’s “Perpetual Peace” and Kenji’s ‘‘True Happiness’’
『広島・長崎・沖縄からの永遠平和詩歌集 ―報復の連鎖からカントの「永遠平和」、賢治の「ほんとうの幸福」へ』(英語版)

翻訳 岡和田晃・堀田季何・熊谷ユリヤ・大田美和・与那覇恵子・結城文・郡山直・水崎野里子
“Nuclear weapons cannot coexist with humanity.”

From the 2024 Nobel Lecture by Terumi Tanaka,

a hibakusha (atomic bomb survivor).

Poems from 269 poets share Immanuel Kant's “perpetual peace” with the people of the world.



「核兵器は人類と共存できない」

田中熙巳 被爆者(ノーベル平和賞授賞式スピーチより)



カントの永遠平和思想を世界の人びとに語り継ぐ269名の詩歌。



A5判/368頁/並製本 ISBN978-4-86435-660-2 C0092
定価:2,200円(税込)
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『Perpetual Peace Poems from Hiroshima, Nagasaki, and Okinawa From the Chain of Reprisals to Kant’s “Perpetual Peace” and Kenji’s ‘‘True Happiness’’』(英語版)

発売:2025年6月19日

藤田博句集
『甲斐連山』

記憶皮膚躍如の冬や甲斐連山

「躍如」としているのは、作者を含む甲斐人たちの記憶と皮膚感覚であり、雪を頂く冬の甲斐連山は、そんな盆地の民の生活を包み込んでいる。その意味で「甲斐連山」とは、時間的にも空間的にもとても広やかな言葉である。 (鈴木光影 解説より)





解説:鈴木光影
四六判/208頁/上製本 ISBN978-4-86435-661-9 C0092
定価:2,200円(税込)
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藤田博句集『甲斐連山』

発売:2025年6月26日

中山たかし
『独り言も、良いかも 第2集――空をみる』
中山氏が魂の深層に降りていくと、見知らぬ他者の内面に波紋のような親和性を及ぼし始めるのだろう。しなやかなユーモアやエスプリが効いていて、他者を包み込み他者を生かそうとする対話の力がその言葉に宿っている。この多様な存在者たちを結びつける横断的な言葉の力が、私には何か新しい言葉の力を生み出していると感じられるのだ。喩えるならば私は「独り言詩」とでも命名したらいいのかも知れないと思っている。(鈴木比佐雄 解説より)



解説:鈴木比佐雄/装画:山本萠
四六判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-663-3 C0092
定価:2,200円(税込)
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『独り言も、良いかも 第2集――空をみる』

発売:2025年6月20日

髙橋宗司作品集
『清水公園界隈』
俳句〈花吹雪側溝紅の棺となる〉や詩行「やがて発光体になりつつある夕ぐれの桜」などを含んだ連載エッセイや評論・小説は、髙橋氏のしなやかな文学観に基づいた作品集として刊行された。この自由な羽ばたきで多様な表現領域を超えてゆく作品集『清水公園界隈』を「清水公園」や広く詩歌を愛する人びとに読んで欲しいと願っている。(鈴木比佐雄 解説より)



四六判/208頁/並製本 ISBN978-4-86435-658-9 C0095
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
髙橋宗司作品集『清水公園界隈』

発売:2025年6月8日

与那覇恵子評論集
『沖縄を「悲しい宿命の島」にするのは誰か?』

本書の主張をまとめると、以下のようになるだろう。

即ち、米国は米国隷属国家日本国を中国との代理戦争に誘導しようと企んでいて、その戦場は沖縄であり、

それは絶対に阻まなければならない。(八重洋一郎 解説より)





四六判/216頁/並製本 ISBN978-4-86435-655-8 C0095
定価:1,870円(税込)
詳細はこちら
与那覇恵子評論集『沖縄を「悲しい宿命の島」にするのは誰か?』

発売:2025年6月8日

又吉栄喜
『又吉栄喜小説コレクション6 人骨展示館』
グスク(城)跡から出土した女性の人骨をめぐり多様な解釈が巻き起こる表題作など中編4編

又吉栄喜は「原風景」の「原」を探るべく「風景」を掘っているところがあり、それによって沖縄やアメリカを多面的に捉え返し、そこから多くの作品が多様な原風景を立ち上げてくる、そのような創作をしているように見える。(呉世宗 巻末解説より)



四六判/372頁/上製本 ISBN978-4-86435-652-7 C0393
定価:2,750円(税込)
詳細はこちら
又吉栄喜『又吉栄喜小説コレクション6 人骨展示館』

発売:2025年5月13日

又吉栄喜
『又吉栄喜小説コレクション5 巡査の首』
兄妹が祖母の「奇特な遺言」を叶えるため異国へと密航する表題作など中編3編

本巻に収められた物語は、〈夢幻性〉へと誘い、また対立構造の深部をまなざし、止揚を試みる。薩摩の侵攻、アジア・太平洋戦争、米軍統治時代、沖縄が体験しなければならなかった痛みに目を向けながら、二項対立的に善悪を断定しないのである。(柳井貴士 巻末解説より)



四六判/368頁/上製本 ISBN978-4-86435-651-0 C0393
定価:2,750円(税込)
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又吉栄喜『又吉栄喜小説コレクション5 巡査の首』

発売:2025年5月13日

高橋郁男詩集
『叙事詩「風信」』
四千年の叙事詩の歴史、地球規模の横断的視点、日本古代の詩歌の歴史、二十世紀の「四次元災害」、近現代の詩人・作家たちの深い縁を辿る試み、地域文化や暮らしを支える人びとなどを記した高橋郁男氏の時空を超えた世界を、共に旅して欲しいと願っている。(鈴木比佐雄 解説文より)



A5判/256頁/上製本 ISBN978-4-86435-657-2 C0092
定価:1,980円(税込)
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高橋郁男詩集『叙事詩「風信」』

発売:2025年5月9日

前田霧人
『新歳時記通信 俳論篇』
歳時記は人を惹きつける魔法の書。これに引き寄せられ迷宮に導かれた人は数知れない。
こうした中で、前田霧人こそ未来の錬金術を究める最良の導士だ。この論書で、彼は求め訴える、エロイム・エッサイムと。(筑紫磐井 帯文より)



四六判/432頁/上製本 ISBN978-4-86435-654-1 C0095
定価:2,530円(税込)
詳細はこちら
前田霧人『新歳時記通信 俳論篇』

発売:2025年5月8日

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コールサック最新号

「コールサック」(石炭袋)123号

「コールサック」(石炭袋)123号 2025年9月1日

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