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笠原仙一詩集
明日のまほろば~越前武生からの祈り~』
越前武生のまちから切実で豊かな命の祈りのうたが響く。人生を思い、人々の幸せを願う郷土の詩人が人間社会を見つめ、明日のまほろばを祈る。(帯文:佐相憲一 詩人・評論家)

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栞解説:佐相憲一 
A5判/136頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-126-3 C1092 ¥1500E
定価:1,620円(税込)

笠原仙一詩集『明日のまほろば~越前武生からの祈り~』

発売:2013年10月9日



【目次】


序詩 まこと

第一章 まほろばの夢

秋思
残夢 月遠し
弥勒菩薩半跏像
この願いを
月下に踊る
あなたの願いを

第二章 越前武生にて

武生の朝
この町で
武生慕情
郷のうた
ランプのうた
秋の陽
揺れる
紅葉の夢 花筐公園にて
越前海岸にて

第三章 三・一一

眼球幻像 
日本の秋
漂流
地の底から
一つのふるさとが
「幸い」の上に
東京
宿命

第四章 みらいごと

崩れる
塔の見える風景
始祖鳥
この今を
笑顔
慈しみ         
カサセン 教師最後のうた
みらいごと

あとがき
略歴





詩篇


「武生慕情」


昔は
お祭りになると
お総社の鳥居の空には
澄んだ三日月が物語のように引っかかっていました

お面が並び
金魚すくいや
カステーラの小さな夢も裸電球となって輝き

子ども達の瞳は
親と一緒に蝶のように止まり歩いていましたし
大人も
いつまでもこんな幸せが続くようにと
手を合わせて踊っていました

   賑やかな町中は
   国府の夢の中で酔っぱらい
   家持や紫式部の眺めた日野の山も
   越前富士と讃えられ
   粋な町衆も
   職人も
   華やかな時代を羽織っていました

でも今は、千三百年の歴史は見る影もなく
町は悲しいほどにさびれ
町の名前も消え去り
もう 静かな
町並みとお花と空き地だけになってしまいました

それでも
僕がいて
君がいて
潰れまいと意地だけで店を開いているおばさんや
何とか個性をと独自のブランドを開拓している店や
みんなのために働いてくれるお寺のご住職など
みんなみんな負けずに元気で頑張っています

今にきっと
新しい背の丈にあった
落ち着いた町ができるでしょう
そう夢見るのです

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「COALSACK」(石炭袋)89号 2017年3月1日

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