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アンソロジー詩集
『水・空気・食物 300人詩集 ― 子どもたちへ残せるもの』



詩人たちは、なぜ水にこだわるのだろうか。多くの詩人の言葉には、忘れていた湧水の在りかに気付かせてくれ、渇きを癒す水音が聴こえてくる。言葉に原初の水を宿らせようと詩人たちは、繰り返し試みているのではないか。詩人がすべての前提を取り払い、言葉を紡ぎだそうとする時に、根源的な水が甦ってくる瞬間なのだろうか。天上から降り注ぐ一滴の自ら始まる300人の水の物語は、とうとうと流れる300人の水のシンフォニーとなっている。

鈴木比佐雄(詩人)解説文より


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A5判/408頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-166-9 C1092 ¥2000E
定価:2,160円(税込)

アンソロジー詩集『水・空気・食物 300人詩集 ― 子どもたちへ残せるもの』

発売:2014年7月25日



【目次】

序詩
新川和江 遠く来て

序章 先達詩人の詩

宮沢賢治 春と修羅
村上昭夫 雲/紅色のりんご Ⅰ
西原正春 哀しい父を視るな
小熊秀雄 乳しぼりの歌
浜田知章 交友記
鳴海英吉 飢/葦/土
木島始 舌がわきまえるうた
福中都生子 たちどまる風
島田陽子 食事
下村和子 風の語ってくれたお話


第一章 水の誕生・川

三浦幹夫 水の誕生
硲杏子 天の川
矢野俊彦 分水嶺にて
星乃真呂夢 岩と水の物語
大倉元 祖谷の水
山崎夏代 荒川・水の約束
中村花木 子持山頂から
綾部清隆 一滴の水
牧葉りひろ 水
原子修 川
李承淳 白頭山天池
河井洋 続・緑の山河
埋田昇二 滝
佐々木淑子 潜水と水場
有馬敲 ユリカモメのくる街
田中眞由美 あかい川が
池田瑛子 声
金田久璋 水鏡
北原千代 みずうみの家
西山正一郎 ベンガルの橋
安部壽子 岸壁
松尾静子 幻の沼
金野清人 せせらぎは永久に
横田英子 川の構図
たけうちようこ 川の記憶
黒羽英二 不思議沢の水の流れは
足立進 横浜中村町、どぶ川の横で 1
岸本嘉名男 川生きて
平原比呂子 散歩
坂杜宇 勝浦川
武西良和 日高川/日高川 二
皆木信昭 川はいま
小田晃 真締川
坂田トヨ子 川

第二章 生命の故郷・海

福本明美 春潮
郡山直 海よ、水よ、生命よ
村山砂由美 生命の故郷
宮内洋子 たぎり
堀諭 うみの夢歌
山佐木進 香取の海
酒木裕次郎 海辺の暮らし/水辺の生物
佐藤銀猫 潮流
勝嶋啓太 風景
伊谷たかや 青い海の奥/あのあおを
若宮明彦 五月の海
阿形蓉子 沖縄の海/バーゼルの水道水
秋田高敏 海は病んだ
佐相憲一 波止場

第三章 水それぞれ

香山雅代 水源 あるいは 天の真名井
西田義篤 水の幻想
竹森絵美 水の巡り/森の記憶
九十現音 Pokka Pokka
日笠芙美子 声―水の家
亜久津歩 わたしたちの水葬
矢口以文 家井戸の思い出
川奈静 ひとつの井戸を
児玉智江 ―水― ①/―水― ②
まつうらまさお 水と
畑中暁来雄 水の輪廻・初恋
小坂顕太郎 水滴
山岡遊 血のつららの垂れ下がる
志田昌教 島原の水の家
椎葉キミ子 水やり(小さなわたしは)
石村柳三 慈しむ水の讃歌
杉本一男 水を飲む
井上庚 水で始まり水で終わる
上野都 仮想水

第四章 雨、風、雲、空、空気

柴田三吉 雨はすでに
財部鳥子 おおおおと
絹川早苗 しとしと
真田かずこ たかしま時雨
関中子 水の揺りかご/雨がやむ
山中以都子 雨の夜
羽島貝 冬雨
尾内達也 雨/パン
こやまきお ポルヴォーは雨
原圭治 春の雨 続・水の世紀
梁川梨里 蒼ざめた目の猫
吉田義昭 風と光の見える日
秋野かよ子 聴力検査
西原真奈美 風の無音
志田静枝 風の谷間
豊福みどり 風の道/干しえび
鷹取美保子 茅花流し
下前幸一 春風は
江田節子 投網
川本洋子 シラカシ
館林明子 近づく空に
結城文 東京の空
白沢英子 二階へ
小松弘愛 古代紫
片山壹晴 気層
こまつかん 熱
美濃吉昭 千年桧の気/神宮の気
岩佐なを ゆら
吉村伊紅美 植物篇 露草
井上優 自然/居場所
武中義人 笑顔同封
マイケル・シャワティー 宇宙人の短期滞在

第五章 食物の収穫

宮沢賢治 あすこの田はねえ
岡隆夫 イネの立ち葉
和田攻 農脳を磨く
杉本知政 山里の春
和田文雄 こめ俵 いもづくり
田中詮三 山女
堀川孝子 菜虫
田中裕子 たまご
府川きよし アカガエル
毛利真佐樹 海蘊と藻屑
井野口慧子 栗は夜露に
菅野眞砂 イタリヤのビーツ
貝塚津音魚 里山・農家ふる里はどこへ行く
大塚史朗 赤まんま

第六章 調理の場

岩井昭 ごはんつぶのうた
苗村和正 ごはん
下田喜久美 きつねずし
乾夏生 酢丼
宍戸節子 豆腐のにがりと凝固剤
坂多瑩子 ゆうぐれ
北条敦子 刺身は
下田チマリ 大根
佐藤春子 いのちあたえる
越路美代子 菜ばなとわたし
青天目起江 実の花 菜の花
藤井優子 アスパラと虹
相沢正一郎 (ニンジンがねむってる……)
村永美和子 にんじん 
彼末れい子 草
宮﨑睦子 星
日高のぼる ざっぱ
門田照子 デパート地下乾物売場
野仲美弥子 食のオリンピック
市川つた さあ 召し上がれ
松本一哉 ブロードウェイ・ブギウギ


第七章 食の場

八重洋一郎 ナーラギィ石/夢
杉谷昭人 広すぎる食卓
大野悠 七草粥をすする
白河左江子 御十夜
黒田えみ 朗曜日 台所芸人
見上司 二人
苗村吉昭 ゆうべみた夢
岡崎葉 善良おじさんと不良おばさん
洲史 パンが飛ぶか
田島廣子 若者よ殺すな殺されるな
原詩夏至 ビギナーズ・ラック
青野長幸 夕べの雲
山下俊子 春のまちかど
堀川孝子 ゆうやけ雲
斎藤彰吾 もぐぱくのうた
野間明子 水卓
宮地智子 黒髪
大森ちさと 煙 Ⅰ/煙 Ⅱ
宇津木愛子 竜胆
未津きみ ポトフ
清野裕子 食事
草倉哲夫 サンマルコ広場のサヨナラ
重光はるみ 輝かしい食卓
長津功三良 日日平安
末永鶏 花のように
大塚史朗 食糧談義
壺阪輝代 毒箸
中久喜輝夫 腹八分
佐相憲一 レストラン/雑穀米の時間



第八章 酒・果実・ティータイム

劉暁波 陽光の下のカップ
清水茂 どんな葡萄酒を
藤子迅司良 酒の肴の話
野村俊 一杯の沈黙
中桐美和子 神様がくれた時間
山田由紀乃 タケちゃん
田口映 蛇野 ―メゾンさめじま―
古賀大助 赤霧島
美池蘭十郎 よくある居酒屋にて
岩﨑ゆきひろ ふわふわ
中村藤一郎 本所・深川の乙女達
津坂治男 ハルコガネバナ
上田由美子 ざくろ
若山紀子 檸檬
中村満子 ミニトマト(後)
青柳晶子 冬のいちご
村尾イミ子 林檎
田尻文子 むくの木
矢城道子 銀杏
山口敦子 栗の花
森田和美 栗名月
岡三沙子 旅と焼き栗
成田豊人 森林軌道
則武一女 あひるのおじさん
星清彦 砂糖湯の想い出
田澤ちよこ コーヒー
鈴木比佐雄 夕暮れのココア

第九章 子どもたちの命

峯澤典子 夏の木
亀谷健樹 雪の子
秋月夕香 そらの せんたく
井上尚美 水向け
上野江来晴 マリーゴールド
弓田弓子 腕
早川純 万華鏡/こんばんは
柳生じゅん子 公園で/お出かけごっこ
前田経子 ベイビー・シップ
内藤喜美子 稚魚の未来
司由衣 四十年後に生まれてくる君たちへ
淺山泰美 うつくしい泉
うおずみ千尋 贈り物

第十章 生物の声

志田道子 蛙/雨の前に
なべくらますみ 水馬
山本聖子 微塵
岡山晴彦 影の眼
木村大刀子 スナメリの海
谷口典子 しゃけ/悲しい鳥
新井啓子 遡上
吾事 ドナドナ
働淳 牛の夢
木田肇 うなぎの詩
高畑耕治 かもの赤ちゃん
黛元男 飢えるクマ
吉川伸幸 肉片
岡弘子 もっとレモンを/捌く

第十一章 歴史社会の中で

石川逸子 日の丸弁当/湯気
山本衞 食べなかったお弁当
北畑光男 木の魚
酒井力 光と水と緑のなかに
豊岡史朗 20世紀
吉田慶子 山のカミが おじまげる
奥主榮 那美へ
宮川達二 カムイの地を駆け抜けて
瀬野とし おにぎり
鈴木文子 赤いキクイモ
秋田芳子 はがき
稲木信夫 夜明けに
榊次郎 飽食の中で
市川紀久子 窓のむこうの樹に
山口賢 銀飯
佐藤勝太 遠い記憶
萩尾滋 水底の地図―渡良瀬惨歌
南邦和 五木
今泉協子 氾濫
青木善保 水はH₂Oか
山岡和範 ふるさと
片桐歩 故園の滅び
浅見洋子 産まれない生命/不知火の海
       戦争孤児 茉莉/子守
上田光由 肝苦りさ
築山多門 仲間はずれの白い雲
栗和実 漂う・二〇一四年
中原かな 餞別
植田文隆 思い出せない
吉田ゆき子 水・空気・食物
根本昌幸 摑もうとして
笠原仙一 ゴー・トゥー・ベッド!
日下新介 わが生涯のおわりに
前田かつみ にほんのみらい
末松努 つながるいのち/透明な汚水
加藤廣行 空梅雨
名古きよえ 大きな袋
小田切敬子 水球の憲法
伊藤眞司 眼
亜久津歩 慟哭、あるいは春風

第十二章 三・一一と私たち

若松丈太郎 籾米を秋の田に蒔く
前田新 食う
木戸多美子 吹島異譚
二階堂晃子 豊かな風味
芳賀稔幸 青ランプ/回転寿司
みうらひろこ メロンパン
木村孝夫 水道料金
室井大和 愛魚女
照井良平 少女
森三紗 水を飲むたびに
東梅洋子 水/風はまだガレキの渦の中
井川水穂 呼気
原桐子 空白の記録
木島章 くしゃみ
香野広一 幻世の川
篠崎道子 野菜前線
青木みつお キャベツ
朝倉宏哉 栗
洞彰一郎 The  Book  of  Tea
太原千佳子 旅 2(魚屋)
崔龍源 水の唄
くにさだきみ 除染
梅津弘子 福島原発かながわ訴訟応援歌
昼間初美 震災干潟
青山和平 言の葉/人の頼み
横山黒鍵 みず、の ね
いわたとしこ 福島はいまも
酒井一吉 水の道
岡田忠昭 風呂を洗う
奥村和子 水の伝説
織田英華 半月と街灯と鳥と虫と そして
かねまつせい どこにもない
吉田博子 ふわぁっと
鈴木悦子 滝の水
田中作子 空気汚染を思う
原かずみ 泉む
関中子 地球の空
末原正彦 私の住む町
中村純 振り子時計の時間






解説
中村純 水、遥かな源流へ、いのち、愛しつづけ、土に還り、花よ、咲け。
佐相憲一 現実を視ることと、夢を忘れないこと
鈴木比佐雄 水・空気・食物への祈り、それらの根源を辿る旅。

あとがき
大塚史朗 詩文学の奥深さと意義
亜久津歩 一滴の星のうえで

編註 406

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