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大城貞俊 評論集
『抗いと創造―沖縄文学の内部風景』
本書は「沖縄文学」と「沖縄戦後詩」の重層的な関係を考える際に最も相応しい論考集として読み継がれていくに違いない。また新たな「沖縄文学」を「しまくとぅば」を駆使して創造しようとしている若き表現者たちにも大きな示唆を与えるだろう。

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A5判/360頁/並製本 ISBN978-4-86435-389-2 C1092
定価:1,980円(税込)

大城貞俊『抗いと創造―沖縄文学の内部風景』

発売:2019年4月25日



 目   次

  Ⅰ章 沖縄文学の特質と可能性
一 沖縄現代詩の軌跡と挑戦 ―「言葉」の可能性を求めて
二 沖縄戦争詩の系譜  
三 沖縄戦争詩の現在 
四 「沖縄文学」の特異性と可能性 
五 伝統と記憶の交差する場所 ~文学表現にみられる記憶の言葉と伝統文化の力~
六 機関誌『愛楽』に登場する表現者たち ~「沖縄ハンセン病文学」研究
七 グローバル社会における詩教材の可能性 ~山之口貘の詩から見えるもの~
八 沖縄の文芸 ~ 近・現代の文芸と韻律
九 「しまくとぅば」の発見と沖縄文学の挑戦 

  Ⅱ章 沖縄平成詩の軌跡と表現
一 はじめに―詩の力 
二 歴史を検証する言葉の力 ―一九九〇年~一九九九年
三 時代を継承する様々な試行 ―二〇〇〇年~二〇〇九年
四 状況と対峙する言葉を求めて ―二〇一〇年~二〇一七年
五 おわりに―詩人の企み 

  Ⅲ章 詩人論
一 市原千佳子論 ―少女、女性、母性、そして海
二 佐々木薫論 ―喪失と彷徨、今、渾身の跳躍
三 網谷厚子論 ―極上の物語を紡ぐ旅人の散文詩
四 沖野裕美論 ―長詩に込められた土地の記憶への愛着
五 宮城松隆論 ―宿命を生きる詩人の彷徨と希望の旅 
六 中里友豪論 ―今、詩が書かれることの可能性 
七 牧港篤三論 ―希望と絶望の隘路
八 知念榮喜の詩世界 ―寂寥を溶解する夢の言葉
九 船越義彰論 ―船越義彰の小説と戦争
十 清田政信論 ―喩法の反乱

  付録
資料1 沖縄平成期の詩集出版状況(1989~2017年)
資料2 初出一覧


解説 鈴木比佐雄
あとがき   
人名索引  

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