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趙南哲評伝
『金芝河とは何者だったのか―韓国現代詩に見る生』
民主化運動を象徴する抵抗詩人か晩節を汚した「変節者」なのか ――抵抗詩・民衆詩を体現した金芝河文学と民主化運動の実相を記し、その精神を引き継ぐ12名の詩人たちを紹介。その多様性に満ちた特徴を明らかにする。(帯文より)

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解説:鈴木比佐雄
四六判/320頁/上製本 ISBN978-4-86435-592-6 C0095
定価:2,200円(税込)

趙南哲評伝『金芝河とは何者だったのか―韓国現代詩に見る生』

発売:2023年11月28日



目次
 
第一章 風刺詩人から「生命思想家」への変身

Ⅰ 金芝河の生涯と作品
1 夭折した尹東柱と夭折しなかった金芝河
2 金芝河の人生を振り返る
3 絶望と抵抗の抒情
4 詩的暴力=風刺で独裁者を嗤って闘う
5 「死刑判決」と宗教的覚醒
6 金芝河は変節したのか

Ⅱ 金芝河への私信
1 病み、変わり果てた姿で
2 暗い井戸の底で騒ぐ蛙
3 民衆に「自殺」を強いる「告白」


Ⅲ 在日朝鮮人M氏との往復書簡
1 M氏の書簡
2 M氏への返信

Ⅳ 敗北と裏切りの「抒情」
1 抵抗詩の流れに逆行する「回帰」
2 「金芝河」を否定する目的

第二章 信念―民衆詩を志向した詩人たち

1 鄭浩承 ―真実なるものとしての「悲しみ」
2 パク・ソヌク ―「光州」の悲劇との闘いの中で
3 河鍾五 ―4・19から「光州」、「光州」から「統一世代」へ
4 パク・モング ―叙事的再現の可能性をもつ連作詩
5 朴柱官 ―絵画的で個性豊かな詩世界
6 金準泰 ―不条理と抑圧の暗闇からの脱出
7 パク・ノヘ ―労働者の言葉でうたう労働者詩人
8 金龍澤 ―農民の民族的リズムを回復させた詩人
9 李東洵 ―名もなき人びとの代弁者としてうたう
10 金正煥 ―暴れまわる荒馬の奔放なイメージ
11 趙泰一 ―真の悲しみを知る者だけが知る喜びと情愛
12 文益煥 ―生と死を超越した南北統一へのロマン

   解説 鈴木比佐雄
   あとがき







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