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橋本榮治・筑紫磐井・鈴木比佐雄編
『林翔全句集』
一花だに散らざる今の時止まれ
林翔は豊かな人の輪に包まれている。師と仰ぐ迢空、秋櫻子、波郷、盟友の登四郎、若い門下や家族。咲き満ちる花とはこの人々でもある。（長谷川 櫂・帯文より）
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| A5判／592頁／上製本 ISBN978-4-86435-586-5 C0392 |
| 定価：5,500円（税込） |
発売：2023年10月26日
目次
第一句集 和紙 昭和四十五年
序 水原秋櫻子
唐辛子 昭和二二年～二四年
枇杷の花 昭和二五年～二七年
蝶光る 昭和二八年～三〇年
北海道新秋 昭和三〇年
貝死なず 昭和三一年
南信北遠 昭和三一年
雁渡し 昭和三二年～三三年
コタンの旅 昭和三三年
雪祭の後 昭和三四年～三六年
反骨 昭和三七年～三八年
かくれし疵 昭和三九年～四〇年
木曽路 昭和四〇年
流燕 昭和四一年
亡び 昭和四二年
冬の樫 昭和四三年
欧羅巴旅吟 昭和四三年
黙契 昭和四四年
後記
第二句集 寸前 昭和五十年
昭和四十五
波郷百ヶ日 沖創刊 長女留学 波郷一周忌 その他
昭和四十六年
九州行―二度― 奥日光沖同人研修会 その他
昭和四十七年
塩原沖勉強会 浅間山麓素文会吟行 養老渓谷沖同人研修会 その他
昭和四十八年
新薬師寺十二神将 長女結婚 奥日光素文会吟行 出羽行
箕面沖勉強会 磐梯行 その他
あとがき
第三句集 石笛 昭和五十六年
嚠喨 昭和四九年
彩雲 昭和五〇年
月明 昭和五一年
笛声 昭和五二年
逆光 昭和五三年
陰陽 昭和五四年
あとがき
第四句集 幻化 昭和五十九年
幻影 （昭和五十五年）
変身 （昭和五十六年）
虚空 （昭和五十七年）
天数 （昭和五十八年）
遠野物語幻想 （昭和五十八年）
死神幻想 （昭和五十八年）
あとがき
第五句集 春菩薩 平成元年
童神 昭和五十九年
摺り足 昭和六十年
軽い音 昭和六十一年
眠り神 昭和六十二年
春菩薩 昭和六十三・四年
後記
第六句集 あるがまま 平成九年
あるがまま 平成元年・二年
雲の愉悦 平成三年・四年
われの味 平成五年・六年
こはれもの 平成七年・八年
あとがき
第七句集 光年 平成十六年
光年 平成九年
未来創造 平成十年
地熱 平成十一年
月の言葉 平成十二年
生かされて 平成十三年
宇宙の音 平成十四年
結晶体 平成十五年
後記
未刊行句・句集解題
林翔初期作品 （『和紙』以前 昭和十五～二十三年）
「馬醉木」 平成十六年一月号～二十一年八月号 橋本榮治選・択木
「沖」 平成十六年一月号～平成二十一年五月号 橋本榮治選・択木
「俳句朝日」 平成十六年一月号
「ＷＥＰ俳句通信」一七号 平成十六年三月号
「俳句四季」 平成十六年三月号
「俳句」 平成十六年七月号
幻想 ―核戦争後風景「俳句研究」 昭和六十一年二月号
エッセイ 源流は秋櫻子
解題 筑紫磐井／鈴木光影
林翔論及び林翔執筆評論
普通列車の持つ人間味 ―林翔句集『和紙』 松崎鉄之介
優れ俳人の創造物 ―林翔小論 北村太郎
卒寿のかたち 廣瀬直人
師の姿勢と作品 ―追悼 林翔 橋本榮治
教育者・評論家・編集者としての林翔 筑紫磐井
新しきもの、伝統 林翔
巻頭争いの思い出 林翔
現代俳句と馬酔木 林翔
原点への回帰 林翔
螢 林翔
信濃路の秋 林翔
登四郎雛 林翔
耕二追憶 林翔
推敲帖・豆短冊 林翔
林翔関連主要資料
林翔略年譜
編者あとがき 橋本榮治
著作権継承者あとがき 吉川朝子
全句初句索引（新仮名遣い・五十音順）
