書籍一覧 新刊
逸見猶吉の詩作行為の全貌は、尾崎さんという研究者によって初めて多くの人にその価値が顕在化された。この書は今後に逸見猶吉を論ずる際の最も重要な研究書となり、読まれ語り継がれていくと私は考えている。(解説文・詩人鈴木比佐雄)
| 解説文:鈴木比佐雄 |
| 四六判/400頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
のっぽで寂しがり屋で泣き虫の天使が、
地上へ降りて詩人になりました。
アスファルト・ジャングルで捨てられ散らばった言葉を拾い集め、
祈りの息を吹きかけて、みんなに届けます。
帯文:千葉経済大学短期大学部・講師 松島義一
| 解説文:佐相憲一 |
| A5判/160頁/ソフトカバー |
| 定価:1,500円(税込) |
生動の存在を肯定しえない詩想から、生動の存在は万象の乖離したところに実在としてある。青柳俊哉の精神は飛翔する。その詩群は優しさにあふれている。(帯文:山本十四尾)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/176頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
王ヶ鼻の岩壁の上に立つ/五体の石仏が慈悲の顔を黙し/旅人を迎えてくれた/眼下に広がる盆地に川は悠々と流れ/街は地域を造り/整った田畑が青々とみえる深い地層/この頂きまでいくつもの山が重なり合い/盛りあがって/鼻のように突き出た絶壁につながる(帯文より)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/160頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
見上げていると六歳くらいの子が話しかけてきた 「お母さんは僕が十三のとき七つで死んじゃった」 「えっ? 君はまだ十三になってない それに七歳の母だなんて(帯文より)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/192頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
志帆よ/おまえが大きくなった時/おまえのじいちゃんはこの世にいないだろう/その事は悔しい/だからじいちゃんは/おまえにこのささやかな詩集を残すのだ(「ビバ! しほりん」より)
| B5判/フルカラー32P/上製本 |
| 定価:1,500円(税込) |
象さんの耳はなぜ大きい それは遠いところから/神のお告げを待っているからだ/大きな耳 それは 水の音を聞き分けるためにある/水の音を聞き 水の危険を知っているのだ/地震や津波を仲間に知らせるために(帯文より)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/184頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
冬の陽に映える松島の沖の/牡蠣の「畑」を通り過ぎ/海岸線すれすれに/電車は/石巻へと向かう//駅に降り立つと/フランソワーズ・アルヌール/「003」が/憂いに満ちた美しい眼差しで迎える(「黄色いマントの戦士たち」より)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/136頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
刻まれたおびただしい死。彼の父、母、妹琇子。
詩「死んだ少女」の少女は私の同級生。
不意の出逢いに私は息をのむ。
そして詩「脅え」―ぼくの唯一人の子がやっと九ヵ月―
言葉はやわらぎ詩は命を得て輝きはじめる。
誰よりも生を愛したかんさんの、生涯の詩である。
林 京子(作家)
| 解説文:高塚かず子、田中俊廣、鈴木比佐雄 |
| A5判/624頁/上製本 |
| 定価:5,250円(税込) |
危機に瀕したいのちが屹立する
ことばが屹立する
過去と現在と未来を 個と社会を
「わたし」と地球を結ぶ
思想と姿勢が屹立する
ここに あなた自身が確かにいる。
帯文:落合恵子 作家 クレヨンハウス主宰
| 編者:佐相憲一・中村純・宇宿一成・鈴木比佐雄・亜久津歩 解説文:佐相憲一、中村純、宇宿一成、若松丈太郎、鈴木比佐雄 |
| A5判/544頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
わたしたちはこの異星のうえで出会い/会えないでいる一日を一年のように感じているが/宇宙的にいえば それは一瞬だ/沈まないうちに次の一歩をふみだし/水のうえを歩くように/わたしたちは足跡を残さない
(詩「わたしたちは何も残さない」より)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| 四六判/128頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
― 私は 今でも 夕日が 嫌いです//語気を強め 言い切る 石川智恵子 六九歳/東京大空襲訴訟で 証人尋問にたつ 彼女/打合せ場所を わが家にした 代理人の夫/二人の 傍らで 茶を入れながら/彼女の話に 聞き入った(詩「夕日」より)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/160頁+フルカラー16頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
堀内さんの図形詩の成果は、はからずとも日本人がいくら中学から大学までの十年間も英語教育に力を注いでも、英語の実力が身に付かなかった根本的な問題点を明らかにしている。それは言葉を学び世界を発見する面白さ、言葉を使い自分と他者の相互の思いを伝え合う喜び、言葉と現実の相互関係から新たな言葉を創造する自由な遊び心などだろう。(鈴木比佐雄 解説文より)
| 解説文:鈴木比佐雄、尾内達也、堀内利美 |
| A5判/232頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
水滴を 油がはじいているのか/ひきしまった 小麦色の/その皮膚の 背中いちめん/水滴が 無数の玉になって/ころころと 玉になって/おちもせず キラキラと ひかっている(詩「見知らぬ少女」より)
| 栞解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/176頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
母を迎えにいく/決まって車の中で母は言う/アア アリガタイ アリガタイ/モウ キテクレナイノカト オモッタヨ/ナオコ/渡されるノートにはいつも書かれている/―キタクガンボウガ ツヨイデス(詩「帰宅願望」より)
| 解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/160頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
尾崎さんはランボーに熱狂することなく客観視しながら淡々と生涯を記述していく。そして読者に「内なる他者」を抱えて「見者」たらんとした一人の詩人の栄光と挫折と悲劇を等身大で差し出してくれている。この尾崎さんの労作『ランボー追跡』は、未知の領域に挑んだランボーという革命的な詩人像の長篇叙事詩を読んだような深い感動を読者にきっと与えるに違いない。
(鈴木比佐雄 栞解説文より)
| 解説文:鈴木比佐雄 |
| 四六判/288頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
夕暮れの海を/ひとりで/しずかに/あゆむ//ふと/目の前を/照りつける/赤いものに向かって/思いっきり駆けてみる//ああ/いつまでも/砂は尽きない/走ろうと走ろうと/そのあたたかいものの中に/わたしは/入ってゆけない(詩「いのちのにっき(一)―夕暮れに魅せられて」より)
| 解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/352頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
吉野の水を流れる桜の花びらの如きものが、この詩集にはひっきりなしに流れている。かつて日本の生活者が有していた自然や人間に対する関わり方の節度、美しさとしか言いようがない何かだ。
(帯文:以倉紘平)
| 解説文:鈴木比佐雄 |
| A5判/96頁/上製本 |
| 定価:2,100円(税込) |
生きている者が死者を偲んで書く鎮魂は、まだ本来的な鎮魂詩ではないのではないか。死者が生者の心の奥底に立ち現われてきて、死者と生者が語り合い、共に生きようとすることが真の鎮魂詩ではないか(「戦後詩を切り拓いた市川の詩人たち」より)
| A5判/656頁/ソフトカバー |
| 定価:2,100円(税込) |
こんなにも濃やかな思いを、詩や絵画のほかにも抱いていらしたなんて! 住人の目で捉えられた古都は、〈いちげんさん〉の旅行者には見せないくつろいだ表情で、ふところ深く彼女を受け容れている。連れ立って歩いて頂けたら、私よりもお若い名古さんにはお気の毒だが、傍目にはそれも『お婆さんのいる風景』と映るだろうか、と愉しくなってくる。 (帯文:新川和江)
| 解説文:鈴木比佐雄 |
| 四六判/248頁/ソフトカバー |
| 定価:1,500円(税込) |






















